住宅の前庭の4~5月はマツバウンラン、6月はネジバナが背を伸ばしてピンクの花を咲かせる。
以前は、月に一度の組掃除の前日に芝生ごと刈り取られてたので、てっきり絶えたかと思ってたら、それをしなくなった3年ほど前から、また群生しだした。
写真の真ん中あたりの二本を見比べてもらえば分かるように、螺旋状にねじれた茎は、上から見て時計回りが大半だけど、よーく見ると反時計回りのもあって(画像をクリックするとアップが表示)、ひょっとしたら四葉のクローバーより多い確率かも。
この前庭を遊び場にしだしたサビ猫の子猫たちを見てると、ほんとに可愛い。
ただ、このまま放ってはおけないので、昨夜は動物福祉の会のFさん宅まで、捕獲用のかごを借り受けに行ってきた。
野良の子猫を保護したことはあっても、道具を使っての捕獲は初めてなので、使い方を教えてもらい、さっそく今朝未明、美味しそうな缶詰とともにセッティングした。
3時半すぎだというのに、もう先にサビ猫母さんだけが来ていて、その様子を見ていた・・・
美味しい匂いが漂ってるだろうから、お腹が空いてれば近寄るかもと思ってたら、見なれない器具に警戒してる様子。
少し離れた所で生垣のサツキを選定しながら、経過を見てようと思ってのに、なんと一緒に付いてくるではないの。
かといって私が一歩でも近寄れば逃げてしまう。
一時間余りの生垣の手入れ中も、そのあと戻ってベランダから見てても、朝市などの買い物から戻ってからも、そして午後も、前庭を見たけど、子猫たちは一度も顔を見せなかった。まるで戒厳令がでたかのように。
朝市へ行く前にFさんから電話が入り、経過を報告すると、神経質で賢い母さんだから持久戦になるかもしれないと、さらにアドバイスをいただいた。
しばらくは餌付けの持久戦で構えるとし、とりあえず昼過ぎに器具を片づけた。(14:45)
野良猫家族が気になって、30分と置かず外を見てたら、薄暗くなった7時過ぎに、やっと向かいの家の前辺りにいる子猫たちを見つけた。
いつものカリカリフードは場所を変えて置いたので、サビ猫母さんは気が付かないらしい。
なので、チビのウェットフードをラップに包んで、場所変えしたトレイに置いたら、跳ね回る子猫たちをよそに食べだした。
子猫はまだおっぱいをもらえるけど、お母さんは、お腹がすいただろうなぁ。
捕獲のコツは、うーんとお腹を空かせる方が効果的らしい。
日曜日は月に一度のカフェで、明日土曜日は、その買い物に走るゆえ、週が明けてからの方が集中できそう。
なんにしても、親子の姿に、ホッ。