保護したころは、シャーシャーと威嚇して鳴いてた白い子猫を、シャーくんと呼んでたけど、クウと名付けた。
他の2匹とは違って怖がり屋さんで、とても体を触れる状態ではないし、ふたたび我が家へ戻った夜は、やっぱり鳴いたので、ほとほと参ってしまったけど、翌日から夜鳴きが納まった。
私には近寄らないものの、ベッドの下で寝る以外は、捕獲されてからの不自由な時間を取り戻すがごとく、先住猫に寄っていったり、部屋中を探検しながら、一人でも遊ぶ。
チャトランの方が活発で、一昨日は、夜の10時近くから兄弟の運動会が始まってしまい、ご近所の迷惑にならぬよう、テンションの高いチャトランだけ、箱に入ってもらった。
チャトランは、遊びの誘いに乗ってくるし、ご飯もすぐ近くまで来て食べる。
近頃は保母さん役のソラと真剣に戦うので、ソラも力加減をしなくなってきた。
そして昨日、チャトランがミミに遊びを仕掛けたけど、気の強いミミは、本気で噛みついたものだから、悲鳴を上げてベッドの下へ逃げ込んだ。
よほどショックだったらしく、それ以降はご飯を食べにも来ないで、ずーっと籠ってしまった。
なので、昨夜はミミと一緒に、息子の部屋で寝た。
今朝になっても出てこないので、手を伸ばしてチャトランを出し、しばらく抱っこしたり、ソラになだめてもらったりで、やっとベッドの下に籠らなくなった。
子猫が来ると、家出をする成猫もいるらしいが、しばらく先住猫もストレスになるのだろう。
折り合いは、猫同士がつけていくものの、みんなが穏やかに暮らせる気づかいをしていかなくてはね。