一歩外へ出れば、真夏の太陽が容赦なく照り付けるけど、部屋の中は涼やかな風が通り抜け、昨日などは扇風機もいらないくらいだった。
ここ4日ほど過ごしやすい日が続いて、ありがたい。
次の仕事へ移る前に、ずーっと先送りしてた古着の再利用に、午後から手を付けた。
あまり着てなかったプルオーバータイプのシャツは、前立てのところから下まで開き、重なりの下になる部分に、同じステッチが施してあるカフスを切って、付け足した。
ジャケット風にしたら、着やすいし、どんなボトムにも合って重宝しそう。
インパクトのある薄い生地の柿渋染めのシャツは、後ろ身ごろを繋いでスカーフにしてみた。
コットンは汗を吸い取ってくれるので、暑い季節の外出時に欠かせないし、リメイクしたジャケットにもピッタリ。
リメイクしてジャケットになったシャツは、たっぷりしてるので、前を重ねて、陶芸家・野村亜矢さんの陶のブローチで止めてみた。
26.7年前の綿麻の半袖ブラウスは、プリントもデザインも大のお気に入りだったけど、洗濯するたびにアイロンをかけてたので、消耗が早い。
背中が裂けたときは、知人に別布でリフォームしてもらったけど、前立ても裂けたので、クリーニングに出した状態で保管していた。
いまだにプリントは好きだけど、さすがにもう着ることはないので、裾のカーブをそのままに縫って、布巾を作った。
他に、着古して生がなくなったものも、布巾や雑巾を作り、ウエス用にカットした。
CDを聞きながらのソーイングタイムで、すっかりリラックスした一日だった。