昨年7月にOさんが保護して、私が動物病院へ連れて行ったものの、手術済みだったので耳カットだけしてリリースしたサビ猫は、やはり近所の猫でした。(額の模様で確認)
失踪したミミを探してた時に出会った人懐っこいサビ猫で、たくさんの野良猫が屯するお宅です。
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車が無くても行ける一番近いスーパーは、そのお宅の前を通るのですが、日向ぼっこをしている野良猫(黒長毛2匹・茶長毛・薄茶長毛・サビ・キジトラの6匹確認)にびっくりして、カメラを取りに戻って数枚撮りました。(2017.12.17)
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人慣れしている黒長毛猫と、以前保護したサビ猫 |
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数日後の12月23日、そのお宅の庭が大量のゴミ袋で埋め尽くされ、業者のゴミコンテナもあって、何ごと???
その日の夕方、ハーツさんに電話をすると、なんとそのお宅の家族から電話があって、話を聴いた帰りだとかで、まだ近くだからと我が家へ寄ってくれました。
怪我をして入院中の高齢のお婆さんの娘さんからの電話だそうで、退院しても家に戻ることはなく、家の中で飼っている4匹のうち、年寄りの2匹は娘さんが連れて行くけど、あと2匹をハーツさんでお願いできないかという内容だったそうです。
親御さんが餌をあげていたから居ついて増えた猫は蚊帳の外。
私が最終確認できたのは、黒1匹、黒長毛2匹、茶長毛2匹、サビ2匹(耳カット有り、無し)、キジトラ1匹(家の中の飼い猫は3匹)でしたが、実は10匹以上はいるだろうとのことです。
しかも雌猫が多く、もちろん手術はしてないだろうとのこと。
ハーツさんを野良猫をボランティアで保護する団体だと勘違いされてる人が多く、こういった相談が多いそうです。
失踪したミミが縁でお付き合いしているOさんは、買い物ルートにその家があるので、通りがかりにお婆さんと顔を合わせると寄ったことが数回あるとのことでした。
11月末に膝を怪我して買い物に行けなくなり、その後に入院したお婆さんのことは知らなかったので、今回の話をすると、びっくりしていました。
夏には4匹の子猫がいるのを見たそうで、大きく育った猫たちを見て寄ったのが、怪我をする前のことなんだそうです。
昨年春に、突然3匹の若い猫(うち2匹をTNR)が、こちらの地域猫エリアに来るようになったのは、ひょっとしたら無関係ではないかも。
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車があれば、通ることもなかった道沿いの家の猫たち。
先週末にもまた業者のゴミコンテナが置かれ、ご家族が来てゴミをまとめていました。
繁殖の季節を前に、これ以上野良猫を増やさないためにもと思い、ハーツさんの勧めもあって、初めて保健所の動物愛護課へ電話しました。
苦情を受けた放し飼いの家猫や、餌やりで居ついたり増えた野良猫など、そのもととなる主への指導をするそうで、話を聴いていただきました。
このあと、どのような流れになるか注視していきます。