数年間に購入したウオームグレーのカシミアセーターは、ユニクロのよりも厚手で暖かく、今年もリピートしました。
ただ、このメーカーは他にホワイトしかないので、同じウオームグレー(Sサイズ)にしてMサイズでも大きかった以前のものは、縮むことも計算に入れて染め替えに着手。
大鍋でお湯(マルチは80度で染める)を沸かしながら、お湯が使える風呂場で、セーターを中性洗剤(台所用のフロッシュ)で洗い、すすぎも温水で。
色はチャコールになればと、染料はダイロンマルチのブラックとブラウンを混ぜました。
濃色に染めるときは染料を2倍にということで、セーターの重量は205g に対して、お湯の量は1袋分です。
ボウルに熱湯500cc 入れて2色の染料を、セリエで購入した泡立て器で、よーく溶かし混ぜ、ポリバケツに80度のお湯6リットルと酢を350cc 入れ、溶かした染料を混ぜて、セーターを浸して揉みながら、途中で思いついて麻のベストも入れて約20分揉み込んで、その後は時おり混ぜつつ20分の計40分間。
80度って、厚手のゴム手袋をしても熱いし、20分くらい経っても、けっこう熱いんですね。
40度くらいのお湯で、色が出なくなるまですすぐこと10回余り。
洗濯機で脱水(通常の半分の時間)して、ベストは室内干し、セーターはベランダで平干しで半乾きのあと竿に掛けて風を通しました。
ウールは塩でなく酢を使うそうで、安いミツカン酢(醸造酢)を使ったけど、マニュアルでは穀物酢・・・
また、Mサイズでも大きかったので、セーターが縮んでくれることも期待したけど、染色のあとお湯ですすいだからか、思ったほど縮まず、ベストよりも明るめだけど、それでも思い描いた色の染め替えになりました。
鼠色の麻のベストもムラなく染まって、塗料でいえばエボニーブラックになり、どんな色柄のボトムでも合わせられそうです。