6月中旬頃に下の歯2本が抜けて、その痛みで2日間、餌を食べず、3日目から食欲が戻ったものの、右耳と首をかきむしって傷をつくり、瘡蓋が取れるころにまた搔くので、いつまでたっても治らず、某動物病院で痒み止めと抗生物質の注射の治療を2週間ごとに2回。
2回目の治療が過ぎたころに、首の右が大きく腫れているのに気が付いた。歯周病菌がリンパに入ったのかと思ったが、その後も腫れは引かず。


(2023.7.23 撮影)

8月に入ってまた2日間食欲無し。(この時は風邪をひいて、右側の鼻水と目やにが酷かった)
水が飲めないだけでなく、ウェットフードもシリンジで与える状態が続いたので、思い切っ違う動物病院で診察を受けた。
血液検査とエコーにての診断で、「外部検査に出さないと、はっきりしないが、たぶん甲状腺の腫瘍(痩せていく症状)だろう」と。
もしそうだとすると、手術するには難しい場所で、ホルモン治療になり、それでも腫れ自体は引かない場合もあるとのこと。

だとすると、餌や水が呑み込めないのは変わらないのかもしれないし、そもそも、甲状腺だとすると、痒み止めの治療(ステロイドホルモン)が発端かもで、次のホルモン治療でも、また違う症状(後遺症)が出る可能性だって否めない。
結果が出るまでの1週間で、ソラの様子を見ながら、どこまで治療を受けるか考えることにした。

体力が落ちているので、点滴をお願いすると、それプラス抗生物質の注射も受けて、約1時間の診療を終えた。
そして会計は・・・想定以上に高くて、思わず「えっ!」と顔が反応す (^^);
検査が2つだし、保険も加入してないしね。

エリザベスカラーをしていたおかげで、右耳下も首も、きれいに傷が治ったソラは、8月から右前脚の内側を舐めだして禿げてしまい、皮膚もただれてきたので、私のソックス(麻素材で高かったのだ)を利用したサポーターで保護している。
食欲が戻って、餌を催促するようになり、食べやすいチュールを少しずつ小皿に入れて、舐め終わるのを待ってから継ぎ足すと、うがい状態(腫瘍が右側の顎の動きにも影響してる)にならなず、この方法なら自分で食べられる。

自己主張の強いミミ、甘えん坊のチャイ、引き籠りながらも甘え方を知らず鳴き通しのハナ、それらのことに我関せずと言いつつもミミには甘えるメグ。
そんな中で、自己主張をせず、うるさく鳴きもせず、自分の傍に来たメグをグルーミングし、ボス猫のミミに遠慮して私の膝に乗ることもなく、来客だけには甘えて膝に乗る、手のかからないソラは今、病院での治療を受けたことがきっかけで、食事・水・排泄と、体を清潔に保つための手入れなどに、いちばん手を掛けている。