今年の夏場はトコジラミに悩まされ、ベッドや敷物、畳も駆除剤をスプレーした。
そして、来春にはトコジラミやダニの巣窟になっているベッドを処分して、スノコタイプのベッドをDIYと計画していた。
簡単な図面を引いて、ホームセンターで材料を揃えてと目論んでいたら、杉材のシンプルなデザインのスノコベッドが、楽天にあったのだった。

厚み3センチの杉板でもって、BOX型ではなく、土台から天板がはみ出した、まさにスノコ形状で、しかもDIYタイプ(購入者が組み立てる)なので、良質な材料の割りにリーズナブル感がある。(高めのメーカの半額!)
自分で材料を揃えても、下手をするとそれ以上にかかるかもしれないので、これは出会うべくしてのスノコベッドだった。
受注生産だそうで、来春を待つ楽しみが出来た。

ところが、10月下旬に、そのベッド見ると、どこのメーカーでもあるような箱型(底は無い)のデザインに変わっていた。
気にいったデザインの画像は、スクリーンショットで保存してたので、出店メーカーに画像を添付して問い合わせたところ、まだ対応できるとのこと。しかも、ポイントが10倍+3倍の期間だったので、注文した。
受注後に材料を揃えて加工するゆえに、4~7週間かかるそうだが、もともと春を予定していたので、遅くたって構わない。

12月が楽しみ・・・と思ってゆっくり構えていたら、3週が過ぎたころに連絡が来て、注文から1カ月足らずで届くという。

組みあがったスノコベッドの高さが、18.5cm(脚15.5cm+天板3cm )というのは、高さのあるマットレスだったらいいのだろうけど、今使っているマットレスは敷布団くらいの厚みだし、息子からのギフトマットレスは、その倍の厚みがあるけど、それでも今までより15cm 低くなるので、前後の脚に28.5センチの単板(外材なので半端な板幅)を添わせて、杉材の脚下には、高さ調整の板を履かせ、ギフトマットレスを乗せれば、今と同じくらいの高さになる。
ってことで、2つのホームセンターをリサーチして、材料を探し、杉の脚と高さ調整の脚を繋ぐ補強金具やら釘も、リストに入れておいた。
せっかくの杉なんだから、すっぴんのままがいいのだろうけど、寝る時以外は寝具を片付けてベンチとなるので、古色塗りにしたいので、いつものオスモ・エボニーブラックと刷毛、着古したTシャツをウエス用に切って、塗装の準備しておいた。

 

お昼前に届いた材料は、杉であってもかなり重たくて、配達人さんが「2階でよかった」と仰った。
荷物の長さと重量からすると、かなりの送料(商品代は送料込み)だったに違いない。
丁寧に梱包された荷をほどくと、杉の香りがした。
板の角が糸面取りしてあって、しかも板全体にペーパー掛けをしてあったので、すぐ塗装に取り掛かることができた。

オスモのエボニーブラックは、刷毛で塗ると真っ黒になるけど、ウエスで拭き取ると、板目がくっきり表れて赤味の焦げ茶色くらいになる。やっぱり好きだなぁ、この色。

※午後3時過ぎの撮影なので、黄色系に見えるが、実際は赤味の焦げ茶色

一枚一枚の天板を、塗ってはウエスで拭き取るを繰り返し、両サイドフレームも塗り終えてから、冬支度で格子ドアの腰板として付けるべニア板や、ハンガースタンドに取り付ける桐の板(セーターを置く棚)も塗っておいた。
木の種類によって、塗料の入り方が違い、杉は年輪の白太もあるので、焦げ茶になるが、桐はエボニーらしく黒くなり、べニアも黒目に染まった。

触っても塗料が手に着かないくらいになってからベッドを組み立てで、週末は真冬並みに冷え込むというから、今のベッドと入れ替えるタイミングかな。
塗料は蓋をしても表面が固くなってしまうので、塗りついでに、明日はベランダのデッキを塗装し直そう。

カメラで撮ったものの、今日はWi-Fi で取り込めない。なんでだろう?
SONY NEX-6 用のケーブルを購入したのに、うんともすんとも言わなくて、どうやらカメラ側の原因らしい。
何気にPCを見たら、SDカード用の差込口があった!
私のスマホで撮った画像は美しくないので、ホッとしたが、今ごろ気が付くなんてねぇ。