友人からいただいたカリンは、ジャムを作ることにした。
もう10年ほど前にも、カリンジャムを作ったことがあったけど、念のためWebで作り方を調べ、4つ割りにしたカリンの皮と芯を取り除いて小さく切ってから、2度湯でこぼしてアクを抜き、小鍋に入れてグラニュー糖をまぶしておいた。
水分が出たところで、ふと思いついて、酸味を足すためにゴールドキウイも入れて、火にかけた。
とろみが出たところで、味見をしたら、あく抜きしてもなお渋みがあったので、甘いジャムではなく、スパイシーさをと胡椒をミルで粗挽きにしてトッピング。
出来上がりの色がきれいなジャムになった。
パンに塗るよりは、ヨーグルトソースにしようかなぁと思う。
※翌日、冷蔵庫から取り出してみると、けっこうな固さに仕上がっていたのでジャムとして使うことにした。
3日前にに旅立ったハナを、ふと思う。
サニタリーの物入に設えたハナ専用の住処は、棚を外して掃除もしたので、もう特有の臭いはしなくなったけど、6.7年余り悩まされ続けた「ハナ鳴き」が、時おり聞こえてくるような錯覚を覚え、扉代わりのタペストリーを開けて、そこには居ないハナを確認することがある。