月に一度の「カフェ創作室」に続いて、2周年記念の「創作室マーケット」は、五月晴れに恵まれ、さわやかな風が通り抜けるアトリエの中庭と、中西さんの居間をお借りして、11時よりオープン。
今回はスタッフもマーケットに集中できるようにと、移動カレー屋さんと移動カフェにも出店していただいた。
スタッフの他にも出店を募り、それでも他のイベントを思えば小さな小さなマーケットなのに、驚くほど大勢の方が来てくださった。
早々と足を運んでいただいたご夫婦とは、思い起こせば4年ぶりの再会だった。
最近大病をされたそうで、それを聞いて会えたことがなお嬉しかったし、強い引き合いではないにしても、ふと思い、思い出していただけたことに、マーケットだけではない意味を感じた。
他にも、懐かしい方や知人、友人と会うことができたし、ネットを通じて知っていただいた方ともお話したりで、短時間ながら得るものの大きいひとときだった。
しかも、出した物のほとんどが貰われていき、中には思い切ったものもあっただけに、継いでいただける方へ心から感謝した。
増えてしまったものもだけど、老いていく暮らしの中で、身の回りのものを「淘汰」するのではなく、愛着があるからこそ「さらに生かされる」ことへのバトンタッチを少しずつできたらなぁと切に思うこの頃、マーケットをその機会にさせていただいてる。
