今朝は、胡桃のライ麦パン
ミントを混ぜたスイートポテトサラダ、野菜の塩もみ、バナナ入り自家製豆乳ヨーグルト。
今回のライ麦パンは、最初からローストした胡桃をパン生地に混ぜ込んだら、パンの色が黒っぽくなった。
WOWOW オンデマンドの日曜日の楽しみは、「プロジェクト・ランウェイ9」。
16人の出場者が未来のトップデザイナーを目指して、毎回熱いバトルを展開!豪華なゲスト審査員たちにも注目!・・・という番組で、毎週一人が優勝し、一人が脱落する。
アーニャ・アヤンチーは、当初からいいなぁと思ったデザイナーで、コンペで残った7人のデザイナーの一人でもある。毎週見てるテーマごとのアーニャの作品はいつもシックだし、人柄も伝わってくるし、なによりアーニャ本人のファッションセンスが素敵なのだ。
#10シーズンのテーマは、オンラインショップ http://piperlime.gap.com/(パイパーライム・ドットコム) から与えられた「洗練された70年代」で、決められたデザインタイムは30分。今回は、追加のテーマ「ワンピース(ジャンプスーツ含)」も与えられて、15分でデザイン、50ドルで15分の買物となった。
これまでも作品の追加はあったけど、この追加はアーニャにとって大きなチャンスになったのかも。
ティムが進捗状況を確認しながらアドバイスし、デザイナーが調整する。
途中でモデルへのフィッティングタイムがあり、メイクもヘアも、デザイナーがイメージを指示する。
即興感覚のコンペの、限られた製作時間ぎりぎりまで奮闘するデザイナーたち。そして、いよいよファッションショー形式のコンペが始まった。
キンバリー・ゴールドソンは、フィットしたグレーのパンツスーツ。この人のパンツは、いつもきれいだ。
アンソニー・ライアン・オールドの、赤と黒を効かせた2つの作品は、私的には悪くないが、審査員には不評だった。
メンバーからは敬遠されている、流れるような美しいデザイン画を描く最高齢(57)のバート・キータは、「70年代を見てきたから本格的だ」と自信満々。ゴールドのパンプスからインスピレーションを引き出し、ゴールドのスパンコールのアンダーとホットパンツの上に豪華なメタリックシフォンのフロントブラウス。
もう一着は、前と後ろの色をプラチナとゴールドのイメージにしたワンピースはエレガントなシルエットで、どちらも評価が高い。
「セクシーな秘書」というイメージのローラ・キャスリーンのグレート黒のジャンプスーツは審査員の評価も高かった(私好み)けど、もう一着が散々だった。
いろんなことを取り込みすぎのジョシュアには、やりすぎだとの批評の矢が飛ぶわ飛ぶわ。その酷評にたまりかねたジョシュアが、反論する場面も。
実力派のヴィクター・ルナ(2度の優勝)は、体にフィットした、イブ・サンローランのサファリルックを参考にテイラースーツにインナー(モノトーンの爬虫類柄)を。インナーと同じ生地をトップに使ったワンピースも素敵で、評価が高い。
アーニャは、70年代の人がジャマイカでバカンスを過ごすイメージの、セクシーなネックのトップスにリラックスできるパンツで、デザインしながら「100ドルでは足りない~」とつぶやく。そのアーニャが、モードでの買物で支給された予算100ドルを紛失してしまう。
窮地に陥ったアーニャに、メンバーの一人のアンソニーが、おつり11ドル20セントをゆずり、ひとつのプリント生地とボタンを買うことができた。
縫製歴4ヶ月のアーニャの作品は、ソーイングルームのモスリンをトップに、購入したプリントを染め直してパンツのセパレート(これが11ドルのファッション)。
もうひとつの作品は、幾何学的なプリントのジャンプスーツ。
「プリントの達人」とティムが評するほどに、プリント選びと使い方のセンスが、どの審査員にも好評で、ジャンプスーツは「Piperlime.com」での販売が決まり(バート・キータのワンピースも)、機転を効かせ問題を解決する能力も買われて、2度めの優勝を獲得した。
そして、アーニャにおつりを譲った優しいアンソニーは脱落してしまった。
次回は、「鳥」がテーマ。ひと波乱ありそう。