浜松市北区都田の平坦地の森に「茶房日々」はある。 住宅地を抜けて、森に一歩踏み入れると、 広葉樹から木漏れ陽が差し込んでいる。 木戸を開けると、そこは何ともいえない心地良い空気が漂っている。 森の中に、静かな奇跡が起きた茶房である。 訪れた時には、シューマンのピアノ曲「森の情景」が流れ、 茶房は、ゆるぎのない設えと、気持ち良いゆらぎに充たされていた。