前庭に木があるおかげで、毎朝ウグイスの美しいさえずりを聴き、メジロたちが飛び交うのを
ベランダ菜園とともに楽しんませてもらってる。
ウグイスの姿はヤマモモの木の葉で見えないけど、最近はツグミもくるようになり、庭に舞い降りて虫を探すのに
両足でチョンチョンチョンチョンと歩いて立ち止まるポーズがかわいい。
そして、たいてい東から西方向へ移動している。
「庭で楽しむ野鳥の本」(大橋弘一+naturally 著)で、ツグミは「遠慮深い冬の客人」と紹介されている。
北海道から沖縄まで全国で越冬する日本の代表的な冬鳥で、冬は開け得た場所で湖面を掘り返し、地中に潜む昆虫などを主に食べています。バードテーブルなどで、他の鳥を蹴散らす勢いのヒヨドリがいるとツグミは遠慮して近づこうとはしません。バードテーブルではまず声を出さない点もヒヨドリとは大違いです。エサ台に上がらず地面にいて、ほかの鳥たちがこぼしたおこぼれを餌台の下でひっそりと食べてることも多く、そこへスズメが降りてきても驚いて飛び立ってしまう始末。どうやらツグミは、物静かで争いごとを好まない性質の鳥のようです。