2014-0326aA shot in bush warblers! and …

息子の部屋で片づけものをしてたら、すぐ近くからウグイスのさえずりが聞こえてきた。
見れば、目の前の葉のない枝にとまってたので、急いでカメラを用意した。
ちょっと鳴いては周囲の木の枝を飛び回り、そのうち地上に降りた。
何枚も撮ったけど、なんとか姿が分かるのは、2倍ズームで撮ったケヤキの根元の一枚だけ。
そして、同じ場所で4倍ズームにして映ってたのは、ウグイスではなく、初めてお目にかかる野鳥だった。
2倍から4倍への操作をしていて気が付かなかったけど、いつの間にか入れ替わってたのだった。
さっそく調べたらアオジという鳥だった。
それにしても、コンパクトカメラで野鳥は無理があるなぁ・・・

「庭で楽しむ野鳥の本」(大橋弘一+naturally 著)より  「用心深い茂みの中の鳥」

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アオジは、関東地方の平地では、冬の終わりごろから春先にかけて庭先に現れます。バードテーブルに餌を置けば食べることがありますが、用心深い性質で、見通しの効く場所だとなかなか餌台に上りません。いつも地上近くの茂みの中からチャンスをうかがっていて、下にこぼれた餌をちょっとついばんでは、またすぐに茂みの中に隠れてしまいます。地上から離れることを嫌ってるようにも見えるその行動は、実に慎ましやかです。