昨夜、 賢養院で開催の「インド音楽・瞑想図」のライブに、Chiaki ちゃんからご招待いただきました。
実は、新規サイトの構築に取り掛かって2日目の午後、プルダウンメニュー作成に手間取り、唸りながら作業に没頭していて、あやうくライブのことを忘れるところでした。
5時半ごろになってやっと「27日って、なにか予定が入ってたはず・・・」と。
Google のカレンダーをチェックして我に返り、パソコンの電源を落として、家を出ました。
カレンダーに記した18:00 は、開演でなく開場時間だったので、慌てることはなかったのですが、瞑想図さんのファンも多いのか、用意された席はいっぱいでした。
お香が焚かれ、ローソクも灯されてのセッティングが、雅やかなお寺本堂の気と相まって、いい雰囲気を醸し出していました。
シタールの演奏は、以前にもインドの演奏家たちのライブを聴いたことはありますが、今回はシタールと、タブラ、ガタムというインドの民族楽器も加わっての演奏で、前半のオープニングはシタールから始まりました。
夕刻の冷んやりした空気が流れ、静かでゆったりとした即興的な旋律が、瞑想へといざなう・・・
4時起床だったので、ともすると眠りへのいざないへ・・・
夕闇の中、ストールをまとったガタム(蛸壺のような楽器)の奏者が、そのあとタブラの奏者も加わって、3人の演奏の掛け合いが高まったり静まったりのうねりを繰り広げ、約一時間の前半を終えました。
休憩時は、Chiaki ちゃんも製作に携わっているラスクと、いろんなお茶の中から玄米珈琲をいただきながら、隣席の友人とのお喋りを楽しみました。
前日の土曜日に幡豆の「たらそ」でライブされた瞑想図さんたちは、その夜は友人宅(Chiaki ちゃん宅)に泊ったそうです。
後半は、めずらしい楽器・タブラとガタムを、インドで学んだという、それぞれの奏者からのレクチャーがありました。
タブラやガタムは打楽器系ゆえに楽譜などなく、奏法や音の表現を口譜で伝えられるそうで、アカペラよろしく、口で奏でてから楽器を奏でるレクチャーは、それ自体が音楽でした。
シタールのレクチャーもあり、そのあと三人の心地よいセッションを聞き終え、その余韻とともに帰路につきました。素晴らしいひとときをいただいて感謝!