前庭にやってくる野良猫サビさんの子猫のうち、最初に保護した白黒の子猫は、顔のユニークさで、早くから里親さんにキープしていただいた。
たった2日間でも、夜鳴きに困ってたのを、Wさんが預かってくださり、そのまま里親さんの所へ無事届けられた。
早い段階で親から離れたこともあって、人に慣れるのもすぐのことだったらしい。
最後に保護した茶トラの子猫は、こちらへ寄ってくることはないものの、抱っこできてたのに、ミミが苛めだしてから、用心深くなってしまった。
その茶トラの子猫に、友人の仲介で、里親さんが名乗り出てくださった。
”猫がいるのは当たり前”の暮らしをしてこられたという里親さんと、そのご家族の愛情に包まれ、楓(ふう)ちゃんという名前を付けてもらって、すっかり馴染んで暮らしているのをブログで拝見し、心底嬉しくなって胸が熱くなった。
クウと名付けた2度目に捕獲の白い子猫は、すごく怖がりで、手慣れたWさんをしても馴染まず、2週間後に引き取った時も、捕獲したときと同じ状態だった。
それでもケージから出たとたん、先住猫に遊びのモーションをかけ、一人遊びもで、当初はベッドの下に潜んでたクウも、我が家を棲家として受け入れたようだ。
母猫が離れて2か月を畑の作業小屋そばで過ごしたハナも、当時は警戒心が強く、慣つかない子猫だったけど、クウは怖がりだけに、さらにって感じ。
人には慣れなくても、そういうスタンスもありと受け止めよう。
ただ、爪が伸びすぎても切ることができないし、調子が悪くなっても(今、下痢気味)、お医者さんへ連れて行けないんだよね。
で、ちょっと強引だけど、人トイレに入っていったクウを、トイレのドアを閉めてグルーミングに挑戦。
もちろん怖がって、フーフー威嚇したけど、背中を撫でてるうち、喉をゴロゴロしだした。
心配したソラが呼ぶので、5分ほどで終了したけど、そのあとの距離が近くなったような気がする。
寄ると逃げるのはハナも同じだけど、呼べば寄ってくるし、寝るときは一緒。
そんなハナのように、気が付いたら傍らで寝てる日がきたらいいな。
先日、動物病院で診てもらったチビが、下痢かと思いきや、実は便秘!
たしかにお臍の辺りを触ると、大きなしこりがあった。(腫瘍かと思って、ドキッとした)
そのしこりを軽くさすり、痩せ細った体の手入れもしながら、この原因は、歯が抜けかけでキャットフードが食べ辛かろうと3か月近くも与えた缶詰ではなかろうかと思った。
また、ひたすら鳴いて歩き回るチビを、人間でいう認知症だと思った。
用足しをしたあとに座ったところが汚れるので、トレイから出たチビのお尻を拭いてたのが、気が付いたら汚れなくなった。
お腹のしこり・・・つまり宿便もなくなり、鳴かなくなって、以前のチビに戻った。
そんなわけで、良かれと思って与えた缶詰が宿便の原因だったのを確信した。
片手でひょいっと持ち上げれるくらいの激ヤセは、すぐには戻らないけど、少しづつ体力をつけさせよう。
昼間の猫(左から、クウ・ソラ・チビ)
猫たちは、夜中でもご飯を食べ、排泄する。
そしてまた寝るのだけど、子猫のクウは、起きたついでにお遊びタイム。
それが深夜の2時~3時。
9時過ぎに床についても、かなりしんどい。
しんどいけど、クウがドタバタ遊びだすと寝てはいられなくて、3時ごろには起きる羽目になる。
だから、お昼ご飯のあとの猛烈な睡魔に逆らわず、1時間ちょいの昼寝が慣習になりつつある。