9時ごろに、エアコンの設置業者さんから「今から伺います」と電話が入った。
10分ほどで着くというので、業者さん用に駐車場の車を移動し、ハナ以外の猫たちは寝室の押入に待機してもらった。
ところが、いつまでたっても来る気配がなく、やっと10時近くなって来てくれた。
それから設置が終わるまでの計2時間、押入の中で過ごした猫たちは、鳴かないだけ救いだったけど、退屈だったのか、襖の裏紙を派手に破ってくれたし、連なった二間幅の押入は、真ん中に仕切りがあって、成猫だと通れないはずの側へ、小さなクウは移動していた。
業者さんが出入りするときの、いつもの対処だけど、お仕置きのような長い時間を押入で過ごす羽目になった猫たちは、解放されるや、トイレに駆け込んだり、ご飯を食べたり、走り回ったりで、それはそれは賑やかだった。
私も猫たちも、この先さらに老いるということで、エアコンは息子の部屋でなく、居間に付けてもらった。
もちろん6畳用から10畳用にアップしてだけど、下地のある入角にと、当たり前のように考えていたら、今どきのエアコンは軽量化していて、設置面の壁の真ん中に取り付けることが多いという。
ただ、居間のエアコン用ダクトは、ティーズのケーブルと息子の部屋へ送るテレビのケーブル用に使ってるうえに、何年も前に専用コンセントを増やしたとき、下のコンセントBOXへ通した。
なので、エアコンは入角に設置し、入角を伝ってホースを下ろして、下のダクト(FF式ガス配管用)から外へ出してもらった。
ちなみにメーカーはダイキン。
もうひとつの選択肢だったパナソニック(納期が14日だったのでボツ)よりも幅があり、リモコンも含めて、すっきり感がイマイチのデザインはともかく、機械としては信頼はできそう。
エアコン設置後に、ベランダのウッドデッキ全部を、空け過ぎた室外機側へ移動し、グリーンもバランスを取って配置。それらがひと段落したところで、室内から丸見えの、室外機のロゴシール(当たり前だけど目立つ!)は、剥がさせてもらった。
さっそく試運転したら、朝のうちはフェーン現象で蒸し暑かったのが、あらかた湿気が取れた後は、寒いくらいだった。(一日、雨が降ったりやんだりも幸いかな)
なので、試運転後は、台所の換気扇と、扇風機をゆるく回している。
ここ一週間ほど、過ごしやすい日が続いてるものの、いざとなればエアコン・・・電気代を思うと手放しで喜べないけど、老いゆく身には、なんともありがたい。
しかしまぁ、今どきのモノは便利になり過ぎて、やたらメニューが多く、把握するまで時間がかかりそう。