昨日の朝も、黒猫の情報をいただきました。
我が家よりも南西のブロックのお宅からで、お隣の空き家を通路にしている猫たちの中に黒猫がいたそうで、首輪の有無は分からないとのこと。詳しいお話を聴きたく、すぐに訪問しました。
お庭の木々の手入れをされてたご年配の方のお話では、以前から野良猫たちが隣り合った家の隙間や塀の上を歩いて行ったり、塀から屋根に飛び乗ってお昼寝してることもあるそうで、一週間ほど前にポストインさせていただいた紙を取っておいてくださっての連絡でした。
首輪は確認できなかったけど、引き続き様子を見てくださるとのこと。

ミミは、他の猫たちと行動を共にすることはないと思うけど、念のために通路へ捕獲器をセットし、30分~1時間おきに見回りに行きましたが、猫が来た様子はなく、夜の10時近くに捕獲器から出した餌を置いて終了。
今朝も5時ごろにセットし、ミミの名前を呼びながら、周辺を回りました。

今日の朝市の前にも車からチェックし、朝市と所用を終えて、空き家へ向かったら、そのこ住人さんがいました。
時々帰ってきてお庭の雑草の手入れや、家の中に風を通すそうで、近くにいるかもしれない飼い猫の保護のために
しばらく捕獲器を置かせていただくことをお願いしたら、快く了解してくださいました。

 

午後は友人Sさんの事務所と、友人が手がけた店舗の撮影があり、シェアとしてのランチをご馳走になりました。
知る人ぞ知るお店だそうで、手の込んだ美味しい食事を堪能させてもらいました。

「前菜」
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「メイン(私)」
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「メイン(友人)」
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インテリアコーディネーター時代からのお付き合いをさせてもらってる、一回り以上も若い友人の事務所は、彼女のセンスや思い入れが凝縮された、いい佇まいの空間です。
そのあと同行した店舗も、インテリアはもちろん、オーナーさんとのコミュニケーションもで、彼女ならではのいい仕事を見せてもらいました。

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撮影を終え、猫の捕獲器をチェックしながら帰宅し、写真を縮小してファイルに入れた後、ふたたび捕獲器の場所へ。
おとりの缶詰は無駄になり、代わりのドライフードを置いて、捕獲器のセットはまた明日にということで戻り、食後にも2回、情報をいただいた周辺などを探して回りました。 

昨日はブログを読んでくださった方から、「半年後に見つけたよ!」との励ましメールをいただきました。なんとも嬉しいエールです。
いなくなってしまったミミのことを、自分のことのように心配してくれた友人Sさんからは、ミミをあんずるだけでなく、深い悲しみに潰れそうな私へのいたわりの言葉に、思わず涙がこぼれてしまいました。
濃厚だったミミとの暮らしが、私の不注意で失われた今、出来うることをやりつつの持久戦を覚悟しています。

これまでお電話をいただいたのは、ポストインの「お願い」を見ての情報でした。
4件目の情報をいただいたブロックでは、何度も回った場所にもかかわらず、黒猫には出会ってなかったので、ひょっとしたらの期待を持ちつつ粘りますが、それと同時に、ポストインの範囲を広げるでなく、もう一度同じ地域に、特徴も記したチラシを再度ポストインすることにしました。

今回の出来事で、地域で暮らす多くの猫たちに出会いました。
テリトリーを守ろうとする雄猫たちの力関係や、それらに譲り引きながらも、最後は悠々と置き餌を味わうサビさんを見てると、一年前に保護したとき、慣れるなら室内で飼おうかとも思ったものの、それを拒否されてリリースしたのは正解だったと、あらためて思いました。
ミミはいま、ご飯と引き換えに、その「自由」を味わっているのだろうか。それとも、どこかの家人の膝の上で包まっているんだろうか・・・
朝に夕に、「こっちが家だよ~、帰っておいで~」と念じつつ、外にいるならいつか出会えると信じ、諦めることなく探します。