13名の参加者のもと、‟ワークショップ 「写真と料理と花」 ~きれい、すてき、おいしいを撮る~” を開催しました。
告知が早目だったので、やっと開催日が来たと、開催側もわくわくです。
駐車場の関係で、とある場所で乗り合わせていただき、受付を済ませた後、講師・松本幸治さんの紹介に続いて、フードコーディネーター・縣博子さんと、フローリスト・坂東久美子さんの自己紹介が終わったところへ、遠方からの参加で少し遅れた方をお連れして、私も到着。

さっそく松本さんのレクチャーからスタートです。
何度も打ち合わせを重ねてこられたフ縣さんと坂東さんのコラボセッティングが、ほんとに素敵でしたから、何か所にもしつらえた被写体に向き合いながら、みなさん撮りたい衝動にかられるままのシャッター音が響きました。
一眼レフとミラーレス一眼、中には多数のレンズを持ってらっしゃる方やライカ(デジ)もで、お互いのカメラにも関心が向きました。
ちなみに松本さんの愛機は、NiconとライカM6 だそうで、自分のカメラを好きになることが、はじめの一歩でもあるとか。

DSC06131[1] DSC06120[1]

三脚を使って撮ることの意味、マニュアルモードで撮るための、シャッタースピード・絞り・露出・補正・色温度の付いて。
線・点・面を意識して撮る、構図の決め方、広角レンズの特性。自分が寄っていく・引くのと、ズームレンズで寄っていく・引く・・・など、松本さんのレクチャーをメモりながら、お昼まで実践タイム。その間に、縣さんと坂東さんがランチのお支度に勤しみ、それも被写体です。

DSC06123[1] DSC06129[1]

12時で実践を終え、ランチタイム。
それぞれのプレートを受け取って、またまた撮影。
目にも美味しいプレートランチをいただきながら、参加者の自己紹介をしていただきました。

DSC06136[1]

午後から、参加者一人一人のデータを、松本さんのPCで再生して、講評していただきました。
それぞれのアングルが参考にもなり、講師の松本さんを唸らせる写真も何枚かあって、どなたも光るものがあります。
寄って撮るは、みなさんいいが、引いて撮るのが難しい。
その際のアングルのこと、撮りたいものだけを撮る、目線を変えて撮る、明るさの段階を変えて撮る、写真は光なので光を読んで撮る。
日の丸写真(上下左右のど真ん中に被写体を置く撮り方)ではなく、どこを切って撮るかのバランス。
線を真っ直ぐに撮る、何本もある時は、全体のバランスを見ながらひずみのない構図で撮る。
広角で寄って撮るときは、雰囲気を撮る。
感度(ISO)が高いと粒子が粗くなり、それも表現の一つで、たとえばロックなら粒子を荒く、クラシックならきめ細かくのイメージで撮ることもある。
などなど、エピソードを交え、即興でスマホで撮った写真をアングルの参考にしたり、ユーモアを交えた表現もあったりで、みなさんの集中力も高まっていました。

DSC06138[1]

13名なので、お一人5.6分の予定でしたが、10分に延ばして、途中ティタイムを挟み、1時間延長で4時に終了。好評の間、松本さんのアクションに笑いが響き渡り、キラー細胞も活発化したワークショップでした。

終了後に、フローリスト・坂東さんからのフラワーアレンジメントのサプライズ!
美味しいランチとお花のお土産と、気さくな講師のワークショップは、予想以上に愉しくも内容の濃いものになりました。
ご参加の皆さん、ありがとう!
講師の松本幸治さん、意義のある愉しいWSにしていただいて、感謝の念にたえません。ありがとうございました。
打ち合わせを何度も重ねられ、目を見張るコラボコーディネートをセッティングしていただいた、縣さんと坂東さんにも、感謝! そしてお疲れ様でした。


DSC06094[1]