昨日9日、WS「写真と料理と花」ファイナルも、大勢の参加者を得て開催。
今回は午後3時半からスタートし、自然光と照明光の流れを追いつつ、パーティのしつらえを中心に、カメラに収めたのと、カメラマンで講師の松本幸治さんの愛機ライカM6 を体験させていただきました。
まずライカでの、絞り・シャッタースピードの適正露出の見方と、ピントの合わせ方をレクチャーしていただき、一人3枚ずつ撮りました。
どんなふうに撮れたのかは、現像してプリントしてからのお楽しみで、参加された方には後日フィルムとサービス版プリントをお届けです。
オフィスの入り口から正面に見える位置をメインとし、パーティの料理と、シックな彩りの花のセッティングは、料理人・縣さんとフローリスト・坂東さんの集大成でもあるかのように、ダイナミックで感動ものでした。
いつもはライカで撮った松本さんの作品が並ぶ壁を、シャガールに変えたのは松本さんの提案だそうで、華やかさを醸し出していました。
一時間ほどの撮影タイムのあと、持ち寄りのドリンクで乾杯!
10種類の料理を、おのおのプレートに盛り付けて歓談。
4回のワークショップで、参加者それぞれの世界や世代を超えて、交流も深まったようです。
5時半を回ったところで、みなさんからSD カードを回収して、松本幸治さんに講評していただきました。
同じスペースでの撮影でも、それぞれの視点とアングルの違いに、いつも驚かされますが、松本さんのユーモアを交えた講評の一つ一つが、回を重ねるごとに栄養となってるようで、みなさんのスキルが上がってるのを感じました。
”一眼レフのマニュアルモードに慣れなくても、どう撮りたいか、何を撮るのか、思い描いていたものを待って撮るものよりも、その時に出会った感動を撮る方がいいものになる”などなど、講評を終えてからのお話も心に残りました。
一回限りのつもりの WS「写真と料理と花」でしたが、初めの一歩で、主催者である私たちも感動の余韻に浸り、味を占めて(^^♪)、4回開催させていただきましたが、参加してくださった皆さんのエネルギーが原動力になりました。本当にありがとうございました!
遠い存在だと思っていた写真家・松本幸治さんには、今回の講師を快く引き受けてくださったうえ、私たち素人にも分かりやすくレクチャーいただいたのと、的確でユーモアたっぷりの講評に、WSファイナルで終わらせたくない思いを抱いた参加者も多かったようです。
毎回のワークショップを、創造的で素敵なコラボでしつらえていただいた料理人・縣博子さんとフローリスト・坂東久美子さんには、企画からセッティング、後片付けに至るまで、膨大な時間とエネルギーを注いていただきました。
おかげで、魅力満載の写真講座となり、感謝の念につきません。
そのお二人のコラボ「水仙とナズナ」レストランが、『garege』(2F)にて、21日・23日の2日間オープンです。
どちらもすでに満席ですが、12月28日(金)まで「”添う/SOW” La・Perle 坂東久美子個展」開催です。お時間がありましたら、ぜひどうぞ!