昨年に続いて、今年もまた抜歯しました。
根元からポロリと取れてしまった右上の奥歯で、意を決しての抜歯です。
麻酔を打つときから、早くも心臓はバクバクで、ひょっとしてこのまま意識を失うのではと、弱気になる私。
3つに分かれてしまった根っこの状態を思うと逃げ出したくなりましたが、そうもいかず、怖さから気をそらすため、抜歯する間はカーステレオで聴いていた渡辺貞夫さんの1970年代の曲を、頭の中で歌い続けていました。
そういえば、歯科衛生士さんは抜歯の時って付かないのかな? なぁんてことまで思ってみたり。
私だったら見てられないし、抜歯のあと水で口をすすいで吐き出すときでさえも、目をつぶってました。
治療後の3つの小さな根っこを見て、よくぞ丁寧に抜いてくださったと心の中で拍手喝采。
腕のいい先生がいて、ほんとに良かったぁと思いました。
いま残ってる歯は、いずれ無くなるかもの3本を含めて21本。
亡き母より多いものの、優性遺伝子と手入れの怠りがゆえであります。
晩御飯は歯を労わって、うどんの卵とじで済ませ、レクチャー用の資料を作って過ごしましたが、抜歯から7時間経っても痛みはないので、今夜は薬を飲まなくても寝られそうです。