一昨日、保護した茶トラの子猫は、いまだにシャーと威嚇するも、噛まれてもいいようにとTさんが貸してくれた厚い皮手袋をして抱き上げ、グルーミングすると、喉をゴロゴロ鳴らします。
鳴かない子猫と思ってたら、口を開くと微かに聞こえることもあるので、先天的なのか、鳴き過ぎたからかは分からないけど、声が出ない様子。

昨日までバタバタしてたけど、午前の買い物で、子猫用のウェットフードと固まる猫砂、浅めのトレイを購入し、洗ったケージを洋室から私の寝室に移して、大判のシートを敷いたあと、トイレと猫ベッドを置き、子猫を入れると、さっそくトイレを使い、砂を掛けていました。
トイレのしつけが出来ると、ホッとします。

午後は、ずーっと膝の上で過ごさせ、ネコじゃらしにも興味を持って遊びました。
ただ、ひとたび下へ降ろすと、隠れる所を探して身を潜め、近寄るとシャー・・・で、慣れるには、もう少し時間が掛かりそう。

大人猫のソラは、子猫が近づくと威嚇するのは毎度のこと。
ミミは、子猫が近づいても威嚇はしないものの、扱いに戸惑ってるようです。
まだ名前は付けてなくて、慣れたら里親探しを予定しています。


2018.10.13 記

午後からの所用と買い物の帰りに、ふと『メルシーズ』さんへ寄りたくなり、直帰の予定を変更して3号店のブックカフェに入ったのが3時半過ぎでした。
大テーブルのいつもの席は先客が居たので、反対の端に座り、雑誌を見ながらコーヒーブレイク。

しばらくして、端に座っていた女性が「あっ、ネコが!」と。
行きかう車の間を通って大学の敷地へ入ったそうで、怪我をしたのかもしれないと話してたので、その方向を見るもネコの姿は見えず、そのうちネコを見た女性は、お連れの女性と一緒にお店を出ました。

2冊目の雑誌を手にしながら、大学の敷地に目をやると、一人の学生が座り込んでいたので気になり、お店の方に事情を話してから、学生の居る所へ行って、「ネコが怪我してるの?」と聞くと、「してないけど・・・」
見ると、まだ小さな茶トラの子猫だったので、「段ボールをもらってくるから、そのまま見ててね」と言い残して、『メルシーズ』さんで小さな段ボールとガムテープを借りて戻り、高い柵(2.5Mほど)越しに投げて渡し、学生に子猫の捕獲を頼みました。
ところが野良猫の子だったようで、シャーッと威嚇するので、怪我をさせてはいけないと思い、ハーツのFさんに連絡して捕獲器を借りて戻ると、すでに子猫は捕獲され、段ボールに入っていました。
捕獲に時間が掛かるのを覚悟してたので、ホッとし、お礼を言って時計を見ると5時近く、そのままS動物病院へ連れて行きました。

かなり混んでいたので、この間にハーツのメンバーでもあるTさんにケージをお借りするメールをし、Fさんには事後報告。
やっと診察の番が来て、蚤と健康診断していただいた結果、2ヶ月弱の雄で栄養失調状態だそうで、点滴と虫下しを処方いただき、診察を終えたのが午後6時。
帰宅して玄関のドアを開けると、真っ暗中を猫たちがスタンバイしていて、まずは外猫の餌を置きに行き、洗濯物を取り込んでから、麻酔から覚めた子猫にウェットフードを食べさせたり、メールの返信もで、自分の夕食は、あるものを口に入れただけ。

9時近くにTさんがケージを届けがてら、子猫の様子を見てくださり、シャーシャー威嚇する子猫を抱いてあやし、人慣れしてない子猫を手慣づけるコツを教えてもらいました。
ハーツのメンバーのTさんには、このところ何度もお世話になっていて、昨日は緑地公園で保護した子猫たちの里親さんのお宅まで同行させてもらったばかり。多忙極める日々なのに、機材をお借りしたり、アドバイスをいただいたりで、助けられています。

夜に鳴かれたら困る環境ながら、幸いにも大人しく寝ています。
それにしても今回は、まるで茶トラの子猫に呼ばれたかのような保護でした。