最近は映画やドラマから離れて You Tube を徘徊しています(^^♪
ラジオ番組でもあった「学問ノススメ」は、ながら族の私にぴったりの番組で、山のようにあるバックナンバーを聴き続けました。
時にはライブ配信のジャズなどに切り替えたりしてる中で、タイトルが面白くてクリックしたのが、ストリートピアノ。
日本でも公共の場にピアノを置くところが増えたようで、ストリートピアノのYouTuber が少なからずいることを知って嵌り、よみぃさんと菊池亮太さんを、まるっと2日聴き続けました。
ガンガン引くタイプの菊池亮太さんはジャズ系かと思ったら、クラシックの大曲も演奏されるので、プロフィールを見ると、音大でもってコンクールにもトライされた経歴をお持ちで、難しいと言われる「熊蜂の飛行」もさらりと演奏。
クラシックから演歌までジャンルを問わず、突然のリクエストにも耳コピで演奏できてしまうのには敬服ものでした。
よみぃさんや菊池亮太さん等の名を馳せたストリートピアニストは、子どもや若者にも受ける「パプリカ」など、アニメやゲームの曲を弾くことが多いらしく、アドリブも交えてのエキサイトな演奏に聴き疲れて、Roland で美しい曲を奏でるストリートピアニスト Natalie Trayling さんへスィッチ。
ログインしている動画リストの中で、老人と象の写真が目についてクリックすると、美しい音楽を年老いた象にピアニストが聴かせるプロジェクトのサイトで、Paul Barton をチャンネル登録して、一通り聴きました。
Debussy “Clair de Lune” for a gentle female elephant called Ampan. Ampan is 80 years old and lives with us as Elephants World in Thailand. She is blind in one eye and can barely see with the other. 80 years old is very old indeed for an elephant, it’s about 10 years past the natural life span of an elephant in the wild.
アンパンと呼ばれる優しい雌象のためのドビュッシー「クレア ド ルネ」。 Ampanは80歳で、タイの象の世界として私たちと一緒に暮らしています。 彼女は片目が見えず、もう一方の目ではほとんど見えません。 80歳は象にとって非常に古く、野生の象の自然な寿命を約10年過ぎています。
ドビュッシーの「Clair de Lune(月の光)」は、何度聴いても癒される美しい曲で、ふと「聴き比べ」を思い立ちました。
象に聴かせている Paul Barton さんの動画は、曲の途中で終わっているので、こちらが全曲の動画で、ピアノはスタインウェイです。
次に聴いたのが Victor Borge さんで、これまでに馴染んだピアノの音色とは全く違うことに興味を抱きました。
鍵盤楽器をかじりながらも名器と言えばスタインウェイ&サンズ(STEINWAY&SONS)しか知らなかったのですが、世界三大ピアノのひとつのベーゼンドルファー(Bosendorfer)でした。
中音から高音域への音がコロコロした丸みのある音で、弦を叩くハンマーのフェルトが厚いのかしらと思ったり、低音域の響きが独特で、弾き手だけでなくピアノそのものにも関心を抱くきっかけとなりました。
そして、この曲に本来は無いイントロをつけていたり、演奏が終わる前に拍手があったりで、 Victor Borge さんを続けて見ていくと、パフォーマンスとしての演奏&話術で多くの人々を魅了してたようでした。
ベーゼンドルファーの音に魅了された私は、 Victor Borge さんの演奏やスタインウェイとの弾き比べや、「ラ・カンパネラ」の動画(ベーゼンドルファーの広告動画)へも飛んでいきましたが、「ラ・カンパネラ」は、またの機会に。
ジーンズとスニーカーのラフな服装に興味を抱いた Natacha Kudritskaya (ナターシャ・クドリツカヤ) さんは、パリで暮らすウクライナ生まれのピアニスト。
動画ではバッハなどのバロック音楽の中で、「Clair de Lune」を見つけました。
ピアノはYAMAHA で「私の最愛のヤマハ」なんだそうです。
サティの「ジムノペディ」もまた心地よく、このピアニストのための曲?と思ったほどでした。