いつも久しぶりになってしまう畑では、果樹の間に張った蜘蛛の巣のネットワークを払うところから始める。
今年三度目の草刈りをした。草を刈り取って、そのまま果樹の周りのマルチに使っているので、枯れ草の下の土は団粒状になって、ふっかふか。

 

カミキリムシが入り込んだ無花果の木の手当てもで、ホワイトゼノアは2本の枝が折れていた。
他の種類もで、ヌアールドカロンは根元近くだったから、スイートストライプの二の舞になるところだった。
根元から折れてしまったスイートストライプは、真っ直ぐ伸びるタイプの無花果で、とても樹勢が強く、早くも下から出た枝が私の背くらいまで育った。
桝井ドーフィンと早生日本種(蓬莱柿とも)、キングは、3年経つのに植えたときと変わらない。もちろん実を付けてもなくで、環境が合わないのかもしれない。

 

山の畑の環境にピタッと合うと、笑ってしまうくらい逞しく育つ。

そのひとつのフェンネルは、実が鈴なりだった。
その隣の茂木枇杷は、湿気で葉がカビてしまい、もう育たないかなぁと思ったけど、やっと元気になって繁り始めた。バルコニーの枇杷・田中や長崎のような樹勢の強さはないけど、もっと丈が伸びたら病気とは無縁になるかも。

 

山椒の実が赤く色づいて、思ったよりも取り残しが多かったことに気付いた。
1本だけ残しておいたバジルが逞しく花を咲かせていた。
植えて初めてのカボスを収穫。
せっかく茗荷を見つけたのに・・・取り忘れたのを、今思い出した。

 

バジルとローズマリーを摘んで帰り、バルコニーのタイムとともにハーブケーキを焼いて、遅い朝食。
頭の中は、畑での楽しみが渦巻いていた。