【 ブラジル さくらブルボン 】
2か月に一度くらいのスパンで、珈琲の生豆を『ワールドビーンズショップ』で注文している。
メインは「ブラジル アマレロブルボン」で、時々は他の豆もチョイスすることもあり、今回はこの季節だけの数量限定「ブラジル さくらブルボン」を2kg 注文した。
品種はメインと同じブルボンアマレロ(農園が違う)でも、この時期に入荷(新豆)のブラジルさくらブルボンは少しばかり値は張るけど、甘みが引き立ち、美味しいのが魅力。
それが今日届いたので、さっそく焙煎した。
火にかけて7分ほどすると1ハゼが始まるのが、さくらブルボンは、5分過ぎた頃に2つ3つが早めに爆ぜて、そのあと一斉に賑やかに爆ぜた。
いつものように、200gずつ2回で、同じ種類だから、2回目焙煎の2ハゼを長め(15秒ちょっと)にしてフルシティにと思っていたら、同じようなシティローストに仕上がった。
ほんのり油が出るくらいのシティローストの色には、うっとりさせられる。
珈琲豆専用の密閉保存瓶に入れた「さくらブルボン」を眺めつつ、焙煎したてを味わう。
ふと、この豆はミディアムロースト(2ハゼを5秒くらい)でも美味しいんじゃないかと思い、次回はそれにトライ。
あんなに好きだった「モカマタリ・イブラヒム(イエメン)」は、生豆でも8,000円/kg と高価(問屋さんでは扱ってなくて、カフェなどの小売り店ゆえにブラジルの4倍!)なだけでなく、生豆の選別がされてないうえに(豆粒が小さすぎるからかも)小石が混じってることもあって、ハンドピックすると目減りし過ぎる豆なのだ。
また、焙煎したあとの、部屋中に漂う匂いが苦手になってしまい、「イブラヒムは美味しい珈琲屋さんで味わうのが一番」という結論に至った。
もう2年余りご無沙汰になってるイブラヒムが、ときどき恋しくなる。