住まいにしていたこともあった倉庫をキッチンへスタジオへのリノベーションが完成したと、Chiaki ちゃんから連絡があり、今日はNさんと共にランチへ招待していただいた。
小さなイベントや、マクロビオティックの料理教室ともなるキッチンへスタジオは、明るく洗練されたウォームグレーをベースに、照明器具などは黒で締めて、素敵な空間に仕上がっていた。
プランニング・施工はNさんで、昨年11月からChiaki ちゃんとの打ち合わせを重ねながら、タイル貼りや天井板・柱などの塗装、壁塗りなどは、予算を抑えるため、Nさんと共にDIYされたとのこと。
表面に凹凸のある窯変タイルの色合いや、杉板を使用した扉の色が、シックな雰囲気を醸し出している。
こだわり抜いたステンレスのカウンタートップは、壁幅いっぱいにする予定だったのが、長すぎてトラックの種類が変わり、運賃が高くなるということで、運んでもらえる幅に抑えたのだとか。
しかも、幹線道路から現地への道幅が狭くて、大きなトラックだと曲がり切れないため、受け取りに行ったのだそう。
紆余曲折を重ねながらのストーリーを聴いて、なんだか自分のことのように嬉しくなったリノベーションウォッチング。
大きなテーブル2つを、用途に応じて一つに繋げることも出来て、Nさんの仕事の妙が、そそかしこに見て取れるインテリアだった。
幾つかのリストから選んだという、レトロっぽさとモダンさをも兼ねた黒いセードのペンダントは、私もいたく気に入り、その奥に見えるローカップボードが、インテリアとしてしっくり溶け込んで、ずーっとここで過ごしていたくなる居心地の良いキッチンへスタジオだった。
今はまだDIYの途中で、様変わりしつつ、Chiaki ちゃんスタイルになっていくのだろう。
Chiaki ちゃんの手料理をご馳走になる。
ハト麦とキャベツのスープ、キャラットラペ、そしてメインはパエリア。
『Aux Crieurs de Vin』さんの美味しいケーキもで、すっかり長居をして、愉しい時間を過ごさせていただいた。感謝~!