木製の鉢スタンド(Nさん作)に入れているセロームは、洋室の窓際が居心地いいのか、逞しく育っている。

観葉植物の栽培に、土ではなくハイドロボールを使う方法もあって、それで植え替えを検討していたら、動画でベラボンの良さを知り、セロームの生育に合点したのだった。
ベラボンは、ヤシの実を特殊加工した園芸資材のことで、吸水性・排水性・通気性などのメリットがある。

 

新月の今日は、幾つかの観葉植物を植え替えた。
大地震で鉢がひっくり返っても、土より片付けが楽そうで、我が家の巨大地震対策の一つでもある。
 

まずは、吊り鉢のアスパラスプレンゲリー。
根の周りの土を落とすと、シダにもあるコブのようなものが付いていた。

新芽がアスパラのようにも見える植物で、失敗の多い私でも、次々と新芽を出して、今のところ元気に育っている、お気に入りのひとつで、窓を開けているときは、明るくて風通しの良い場所として、カーテンレールに掛けているが、夜中にチャイが、こっそりかじるので、掛ける位置に要注意。


 

シンゴジウムは、水のやり過ぎで溶けるように枯れてしまったので、2/3ほど刈り取ったら、あらたに残った根から美しい葉を出して、以前の倍の株に育っている。
ずっしりと重たい素焼き風の陶器鉢だったのを、それより少し小さめの樹脂鉢へ植え替えた。
数本の節が伸びて枝垂れた姿が絵になる。


 

「空気清浄力が高い」と言われるサンスベリアは難しく、つい水をやり過ぎて根元を腐らせてしまう。

とある園芸店では「水も肥料もやらないでほったらかしがオススメ」というが、新芽が出てるのに、いいのかなぁと思ってるけど、サボテンのように、尖った葉の先から空気中の水分を吸収するんだろうか・・・どれかの葉が水切れで萎れるまで、ほったらかしにしてみようと思う。

小さなサンスベリアを見つけた。しかも、600円!
これに合うボウル型の鉢があるのでゲットした。
土をあらかた落とし、鉢に濡らしたゲラボンを入れ、その中に植え込んだのを、しばらくはベランダで乾燥気味にしてから、ベッド脇に鎮座してもらおう。


 

私でも失敗しない唯一の観葉植物がポトスで、ポトスは水が足りてるかどうかが分かりやすい植物で、葉っぱがうなだれても、水をやると元気になってくれる。
茎が伸びると、ぐるぐる巻きにしてボリュームを図るが、伸びすぎでバランスが悪くなると、間引きして花瓶に差しておく。
ポトスに根が出たところで、プラコップに植えて吊り篭に入れ、トイレのインテリアにしている。
今回は、トイレの方だけ、ベラボンで植え替えた。

部屋の中の行く先々で、緑があるのはいい。


 

巨峰のプランターも、いわゆる培養土ではなく、ココピートにもみ殻燻炭やミミズ肥料などをブレンドしていて、今はその用土を育てている最中で、ここへ菌根菌が育つ環境を模索中。