【 DIYに先駆けて訪問 】

食事は、PC台の脇に小さな丸いティーブルを置いてする。
息子が帰省すると、そのティーブルに75cm 角の板を乗せてPC台と並べて食卓にする。
長いこと続けてきた、そんなスタイルを、息子の帰省時の配置にして、PCを斜め置きし、ベランダ側を眺める配置の使い勝手を確かめつつの一週間。
この季節のベランダや前庭の欅も落葉して殺風景だし、毎日ではないけど、お昼過ぎまで目の前に洗濯物・・・だけど、新緑の季節になれば目が休まるし、PCの作業台が広くなって、雑誌を広げられ、食事だってできる。
ただ、この状態だと、置いただけの天板を引っかけることもあるのと、高さが違うため、段差が気になる。ってことで、一枚板にしようと相成った。

さて材料は・・・と、リストアップ。

大好きなウォルナット合板は、自分の今の年齢を考えると勿体ない。
TV台の無垢板・槐は、質感も雰囲気もウォルナットに劣らず良いのだけど、一枚だけでもかなりの重量なので、高さを調整できるパイプ脚が持たないだろうと却下。
とにかく、自分の死去後に廃棄することになっても惜しくない材料はと考えて、天板に使っている品合板(9mm厚)を生かして、長方形にカットした品合板を2枚重ねにするという選択肢が残った。
ただ、品合板はけっこう高いのだ。3×8版で塗料もとなると万単位になってしまう。

そこで、Nさんに相談しようとアポを取り、アトリエを訪問。
久しぶりの訪問で、いつもながらギャラリーのような素敵な空間に、まずはさておき鑑賞タイム。

そして、本題。
欲しいサイズは、1,150cm×75~80cm で、厚みも15~24mm の範囲内と決めていたが、探しておいてくれた天板は、サイズが小さく、LINEで伝えきれなかった要望を述べつつ、青い椅子の前のデスクが目にとまった。

4枚並べてある厚みのある杉板(長さ2m)は、価格も手ごろで惹かれたけど、厚みがあるだけに手持ちのパイプ脚では持ちこたえないだろうし、いずれ廃棄されるのではもったいない。

するとNさんが、アカシア合板(15mm厚)の3×8版が安く手に入ることを教えてくれた。
塗装もちゃんと入る木質だそうで、塗料は、Nさんが2色のバトンを調合してくれるというので、黒っぽいこげ茶が望めそう。
来週末か3月早々に、ホームセンター「ジャンボエンチョー」へ出向くことにした。

建材のことなら幅広い知識をお持ちのNさんに相談して、本当に良かった。
相談は30分でほどで解決し、そのあとは、近況と世間話に花が咲き、お昼近くまで長居をして、お暇した。

置き餌を止めたので、10時のはずのご飯を、猫たちが口を開けて待っていた。