昨日の夜まで、いつも通りだったチャイが、今朝起きたら下痢と嘔吐がしてあって、朝ご飯の催促をしないどころか、食欲がなくて元気もない。
湯たんぽを入れたキャリーにチャイを入れて、朝一番に、近くの動物病院へ連れて行った。

いずれ車をやめても歩いて行ける距離の動物病院で、20分ほど待って診察。

膀胱のエコー検査の後、血液と尿の検査をすることになり、結果が出るのに約一時間。心配した腎臓もしくは結石ではなく、もっと深刻な糖尿病とのこと。
チャイは、腎臓が悪いかもと思っていたけど、「食べても痩せる」は糖尿病だそうで、水もよくも飲む。」のは、そのせいだった。
去年の夏に痩せたのは、そのせいだったようで、あれから半年が過ぎてしまっている。

治療として この先ずーっとインシュリンを一日2回打つことになり、チャイに必要なインシュリンの量が決まるまで、一日2回の検査通院で、量が決まって落ち着いたら、自宅でインシュリンを打ち、週2回通院。それにかかる費用が、初めの一か月ほどは十数万になりそう。
それを続ければ、5.6年くらい延命できるかもしれないとのこと。

今日の検査等で、約2万円。これでさえ青ざめるような出費なのに、高額な治療を続けられない。
他の選択肢としては、元気がなくて食べられないときは、点滴に通い、天命を全うする。
2年ほどの乳がん闘病の末に16歳で旅立ったロンがそうだったように、一昨年に13歳で永眠した甲状腺がんのソラもそうだったように。。。
それでも、2018年の秋に保護したチャイは、今年の夏でまだ7歳なので、なんとも忍びない。

治療費は、次男が援助してくれることになった。
そして、注射でなく、経口薬があることを教えてくれた。
動物病院では、その話が出なかったので、午後からの診療で再度行って、先生に相談したら、猫の糖尿病は多いらしく、ここではまだ経口薬の治療はやってなくて、薬が出てからチャイが初めての糖尿病患者だと。
すでにインシュリンを打ってる猫にはリスクがあり、チャイのように痩せているのも条件が悪く、経口薬が合わない体質だと命に関わる症状に繋がるリスクもあるそうで、経口薬の治療を試したい場合は、経験のある他の病院をと勧められた。

他の動物病院ということで、甲状腺がんのソラを診てもらったK動物病院へ電話すると、新しい経口薬での治療はしてないという。
念のため、TNRでお世話になった豊川の動物病院にも電話をすると、経口薬での治療をしてるけど、猫の状態をとのことだったので、明日連れていくことにした。
そこでも難しいとの診断ならば、歩いても行ける動物病院で、来週早々にインシュリンの治療を始める。

午後3時のご飯の時間に、食欲が出てきたチャイが催促するも、「今日は断食するように」との医師の指示通りに我慢してもらい、一日の終わりのご飯タイムでも、エサ入れを前に3匹が催促しても、チャイだけは可哀そうだけどチュール1/2で我慢してもらった。
これで嘔吐しなければ、明日はいつも通りのご飯だからね。