『カフェ・アコーディアナ』のライブ「おきらくかい(音貴楽会)」に招待していただいた。
「貴」美さんの奏でる「音」を一緒に「楽」しむ「会」ということと、今回は1部に、元高度救助隊長(現在は某消防署の副署長)による救急手当て、人工呼吸、心臓マッサージ等の実践講話なるものがあった。

通常3時間掛かる内容を40分に短縮だから、実践を織り込みつつ手際よく要点を説明しながらで、怪我をしたときの三角巾の使い方、心臓マッサージやAEDの使い方などをレクチャーしていただいた。
何年か前に消防署で救命講座を受けたけど、その頃と内容が変わってきてるようで、現在は人工呼吸よりも心臓マッサージを優先し、なによりAEDの使用が蘇生の要になっているとのこと。
救急車が到着するまで約7分・・・その間の処置が命を分けるとも。
また、救急車を呼ぶ時は、固定電話があるとこなら、それで。消防署のモニターに固定電話の地図がインプットされていて、かかってきたところの地図が瞬時に出るという。
また、救急用の三角巾や手当ての道具など一式をポーチに入れて車に乗せているそうで、山でツーリング中の事故現場に遭遇して、それが役立ったとも。
臨場感さえ伴ったレクチャーに、あらためて早期救命の必要性を感じ、こうした出前講座の役割も大切だなぁと思った。
休憩を挟んでの2部は、アコーディオン&パーカッションのライブは、テーマソングでもある「クシコスの郵便馬車」と「天国と地獄」のメドレーにダンゴメドレー、etc・・・で、演奏もトークもノリノリの愉しいライブだった。

いつも感じるのは、アコーディアナと、そのお客様の相互の信頼や友愛に満たされた心地よさに、私自身が他のお客さまと交流があるわけでもないのに、ふと心が遊体離脱して、そこに居させてもらうことの感謝とともに胸が熱くなる。HPを作ったことでいただいた縁に、自分がなすべきことを与えられているのだと思う。