「ギャラリー花棕櫚」さんでのファッションショーが、いよいよ本日開催される。
昨日は、モデルさんへのフィッティングの撮影に行ってきた。
会場は、DMのモデルでもある友人によって、生け花がセッティングされていた。
創造性豊かな人で、クリスマスの雰囲気を漂わせたグリーンの濃淡と白いアンスリウムとバラの花に枯れ実ものが、会場の要所要所へ大胆に置かれていて、ウェルカムボードも素敵だった。
撮影は、酒井真知子さんの服と田中明子さんのニットに、鈴木奈保美さんのアクセサリーのコーディネートを把握するためのもので、あらかじめ決めてあった組み合わせが、実際着てから変更されることが、ままあった。
30代から70歳、小柄な人から背の高い人、一般人がゆえの個性に富んだモデル達によって、同じ服でも雰囲気がかわっていくのが面白い。
中には、ご自分のキャラクターに合わせたくて服をリクエストされる方もいたりで、それだけにファッションへのこだわりがあるんだなぁと思った。
音楽は、真知子さんセレクトのユーミンオンリーで、会場での流れをさらりとやった。
今日の午前は、通しのリハーサルをする。
そして、午後2時からショー開催。
身近なショーを、多くの人に楽しんでもらいたいなぁと思う。
撮影の合間に、鈴木奈保美さんのアクセサリーを撮らせていただいた。
フェルトを扱う作家さんで、小さなコサージュやブローチが、タッパーの容器から出てくるさまは、まるで玉手箱のようだった。
布を染めたり、ビーズなどに色を付けて、イメージ通りの作品にするそうで、小さなものでさえ手がかかっていて、どれも素敵。あまりアクセサリーを身に付けない私でさえも、欲しくなってしまう世界だった。