変化を求めず危機感の乏しいこの地域に、衆院選の候補者が6人も居る。
車を走らせて幹線道路に出れば、選挙カーに行き会ったりもしたけど、市長選や市会議員選挙と打って変わり、一日一度、一候補の声を聞いたくらいで、選挙中なのかと思うほど静かだった。
脱原発・TPP不参加・増税反対・・・本気で取り組んでくれそうな候補者は少なく、今もメディアが推し進める党の候補者の、名前と「お願いします」の連呼だけが響く。
 

いよいよ明日に迫った総選挙に向けて、新聞やテレビで、もう決まったかのような報道が、連日なされていた。(ネットの見出しの拾い読み)
世論調査という名の世論操作に同調して、一票を投じる人もいるだろうけど、あの数字には、「どうせ決まってるんだから」と選挙に足を運ばない人の心理をもついてると聞いて、びっくりだった。
その人たちが目覚めて投票に行ったら・・・今回はその可能性を期待したい。故・日隅一雄さんの「主権者は、わたしたち国民である」のように、それを示すことのできる選挙なんだもの。

 
 

激戦区の東京8区(杉並)で立候補した山本太郎さんの演説を、Ustで何度か聴いた。
聴くものの心を動かす演説で、昨夜は応援に沢田研二さんも駆けつけ、それがまたよかった。
「ジュリー!」との掛け声に、「昔はジュリー、今はジジイ」とジョークを飛ばしながらの力強い応援演説に、信念を持って生きてきた人柄が感じられた。
区民でないは残念だが、お二人に心の一票を投じた。