ベストセラーの「戦後史の正体」著者・孫崎享氏が、昨年11月に動画を含む有料メルマガをニコニコ生放送で開設された。 http://ch.nicovideo.jp/magosaki/live
ニコニコの方から「せめて300円(税別)に」と言われたそうで、有料メルマガの多くは800円なのに、少しでも敷居を下げての配慮なのか、たった100円(税別)で配信している。
生放送はご自宅から毎週水・土の22時から30分と、ほぼ毎日メルマガを配信され、会員も徐々に増えて、20代、30代、40代、10代の順で、若者が多いという。
それでも最近は60代が増えてきており、ご本人もニコ生も驚いてると。そして、もっと女性(アンケートでは1割)に視聴して欲しいとも仰っていた。(私はその60代の女性なり)
ゲストを迎えての対談も有り、1月25日はカレル・ヴァン・ウォルフレン氏、翌26日は「琉球新報」前論説委員長・前泊博盛氏との、内容の濃い対談を聞かせてもらった。
正しいことを通そうとすると、たいていつぶされてしまう。
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏が、外国人記者会見で初めて語ったとき、身の危険を案じた人が忠告されたそうな。
「わたしは批判をしたのでなく、意見・持論を述べただけ」と答えたが、言論文化の違いに驚かれたと言う。
前泊博盛氏の静かな語り口から、沖縄の人たちの政府に対する不信感と、独立をも念頭に置いた意思の強さを感じた。
IWJの岩上安身さんも、政治・経済・文化・原発など、いろんな分野の方のインタビューを配信されている。
こちらは2~3時間に及び、しかも無料で視聴させてくれるところがすごい。
フリージャーナリストとして、真実を報道していく姿勢に頭が下がる思いで、こちらも会員として応援させていただいてる。 http://iwj.co.jp/
メディアが決して伝えない話を語る人が増えつつある。
そういった方の本を読んだり、話を聞いたりする気持ちがあるかないかは、ひとそれぞれの生き方や価値観なのだろう。
なんにでも否定的になるのではなく、声高に主張するではなく、勇気を持って正しいことを述べ、グローバルな視点を持った有識者の正義感に、私の波動は同調する。