六つの春蘭が、一斉に咲き始めた。
ベランダの花は、朝の時間帯に撮るのが美しいような気がする。ブラックベリーのうち、棘のあるカイオワが、すごい勢いで新葉を出し始めている。大粒で種が気にならず甘い種類だという。
もうひとつは収穫量の多い棘無しのウォシュタで、どちらも立性タイプでもってパテント種(アメリカ特許)。
前からベランダにある地元園芸店で購入のボイソンベリーは矮性タイプで、酸味の方が強く種が気になるので、カイオワとウォシュタを昨年秋に追加したのだった。
畑から戻した無花果のヌアール・ド・カロンや、葡萄のナイアガラとスチューベンの新芽は、まだ米粒ほどだけど、山葡萄や、枝ぶりを楽しむためのブルーベリーは、かわいらしい葉を広げ始めている。
枇杷は受粉したのが功を奏したのか、摘果が必要なほどに実を付けた。
あと3ヵ月後になると思うけど、初めて結実の「長崎」という種類も味わえるのが楽しみだなぁ。
そんなこんなで、朝からずーっとベランダ観察に時を忘れ、猫たちも太陽光で温まったデッキに寝そべっている。
そう、昨年まではミミだけだったけど、この春からは猫たちみんなにベランダを開放したので、ソラもハナも、太陽のぬくもりを求めてベランダにいることが多くなったのね。
猫たちも私も、たのしみは今ここにあり・・・こらからは園芸便りが続きそう。