手の怪我で、一ケ月余りも遠のいてしまった畑は、サツマイモのツルが隠れるくらいにイネ科の雑草が伸びて、まるで草原のようだった。
少し刈り取るくらいの方が、土が乾燥せずに済むのだけど、鎌を持っていかなかったので、果樹や畝の周辺だけ少し抜いた。
無花果のホワイトゼノアが大きく枝を広げ、たくさんの実をつけている。
なんとかカミキリムシで倒れずに済んだが、スイートストライプは、ひと枝倒れてた。
でも主幹は無事で、針葉樹のように真っ直ぐ伸びて柿の木を超える高さに成長してるのに、今年も実をつけていない。
渋柿は、けっこう落ちてたけど、それ以上に今のところ残っている。
フェンネルもミントも、畑のは、とにかく元気で、雑草と間違えて刈り取ってしまうところだったレモングラスも、ベランダから畑へ移して正解だった。
ちょっと様子をみるつもりだったのが、気が付けば2時間余りが過ぎていた。
ミントとフェンネルに、小さなアナベルを摘んで帰還。
ベランダの葡萄の葉が、今年は虫害の攻撃に遭っている。
毎朝、よく見ないとわからない青虫をチェックしてるけど、昨日からカナブンも来るようになった。
青虫なら小さな穴が開く程度だし、割り箸でつまんで前庭に引越し願ってるが、カナブンの食べっぷりは半端じゃない。 いくら葡萄の実が付いてないとはいえ、光合成で来年への栄養補給をしてもらいたいので、ただいま目を光らせて警戒中。