日没の美術館 織田廣喜ミュージアム

滋賀県農業公園ブルーメの丘の一角にある織田廣喜ミュージアムは、建築家・安藤忠雄氏設計の、 自然光だけで鑑賞し、日没と共に閉館(世界初!)という美術館です。
『赤い帽子をかぶった少女』の人物画で知られる、織田廣喜(芸術院会員)の作品の作風を生かした デザインということで、池に面してゆるやかな弧を描いた建物は、外光をうまく取り入れ、 水面のきらめきが摺りガラスを通してコンクリート打ち放しの壁に映りこんでいました。
日没には夕焼けの美しい光が差し込むそうで、さぞかし幻想的なんだろうなと思いました。

「赤い帽子」をかぶって写真を撮るコーナーがあり、私たちも、 それぞれにポーズをとってショット! なぜか誰もが織田廣喜の絵のようにチャーミングに見える、すてきな帽子でした。

 
 
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