赤木明登 展
2003.6.21~7.6  

旅持茶箱揃

  赤木明登
金工  長谷川 まみ・畠山耕治
陶器  内田鋼一  ・ 安藤雅信
  真木  香




多治見の“ギャルリ百草”で
『赤木明登 ぬりもの』が開催されたのは、半年ほど前のこと。

質の高い企画で、家庭画報などの雑誌でも取りあげられることの多い“ギャルリ百草”ですし
安藤雅信氏自ら写真を撮られるとあっては
私が写真をだなんて恐れ多くも・・・と思っていましたが
そこは sharegaki です。
感動の勢いで申しで出ましたら、嬉しいではありませんか
「どうぞ」 と。
喜び勇んで、“旅持茶箱揃”のしつらえを
あるがまま這いつくばってシャッターを切りました。

漆、金工、陶、布と
それぞれの作家たちの思いがこもった旅の茶道具は
深い漆黒の黒漆とやわらかなフォルム
柿渋に墨を掛けたような、私好みの茶入れ
入れ子弁当のような仕掛けの茶箱
それらのひとつひとつを
真木 香さんのお仕袱が包みます。
そっと手に触れると、豊かな心持ちになり
できることなら、お供したい“旅持茶箱”に
コラボレーションの素晴らしさを味わいました。