Kitchen House名古屋店レポート
 『20周年オータムフェア 2000』


システムキッチンのKitchen Houseさんより、フェアのご案内をいただいたので、さっそく名古屋のショールームを訪問しました。



"秋"をふんだんに盛り込んだエントランスの生花をながめつ、店内に足を踏み入れると、正面に赤い鏡面仕上げのキッチンが据えられ、私たちを出迎えてくれます。

「蹴込み部分の幕板を取り払って照明を仕込み、夜12時までスポットと併用して、ライトアップしています。ぜひ機会があったら夜も見てください!」

担当の辻本さんが、力を込めておっしゃいます。私に良い刺激を与えてくれるキャリアウーマンで、商品に対する思い入れと自負が、こちらにも伝わってきます。
全面改装をしたとのことですが、いつも感心するのは、フェアの案内状から会場のセッティング、テーブルコーディネート、花活けなどを全てスタッフがこなしてしまう、しかも並ならぬセンスだということです。"暮らしを提案"していくということは、それに似合ったスキルも必要なのだと、あらためて気付づかされました。




曲面を描いた、クリーム色のバーズアイ・メープルキッチンは、Kitchen Houseならではのプランです。今回は『収納』がテーマとのこと。耐久性や意匠性に優れ、しかも使う側の利便性がよく考えられています。また、より使いやすいパーツ、時代に沿った素材、キッチンのグレードやカラーに合わせての細かいところまで気を配ったコーディネーションと、暮らし方の提案がしっかりなされ、とっても魅力的なショールーム展開でした。
が、それにも増してスタッフの温かいもてなしが心地良く、見学の後に美味しいお茶とお菓子をいただきながら、すっかり寛いでしまった私です。




「カタログの商品を売るのではなく、ゆったり寛いでいただきながら、おひとりひとりの暮らしに合ったキッチンを心ゆくまで選んでいただく、そのお手伝いと提案をすることを心掛けています」

と言う、スタッフのお言葉が印象的です。インテリアコーディネーターとして見習うところの多い訪問でした。
2000.10.11
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