“一時の流行に惑わされない、自覚した消費者の台頭が、この運動に生命を与えます。”
(『近くの山の木家をつくる運動宣言』本文より)

『近くの山の木家をつくる運動宣言』
緑のネットワーク 農文協 1,000円(税込)

自然素材には以前から興味があったのですが、ただ漠然と「健康にいいから」というだけで、いかに現状を知らなかったかを思い知らされた一冊でした。
この本では、地球規模の環境問題や“森林”の歴史と現状、“山と野と海の生態系、木”の持つ特性などを分かり易い言葉で綴られています。 中でも
「木は建築物になった後にも二酸化炭素を固着化させる〜木造住宅はカタチを変えた森林だということです」
という言葉に、 すぐにでも「緑の消費者」(グリーンコンシューマー)への第一歩が、踏み出せるのではないかと思いました。
家を建てる人も建てない人も、また家を建てる仕事をしている人もしていない人にも、ぜひお薦めしたい一冊です。


 
『木の家に住むことを勉強する本』  農文協 1,980円(税込)

『すっぴんの、木の家』  海象社 各1,200円(税別)

『チルチンびと』11号 特集“やっぱり、木の家”  風土社 980円(税込)

『室内』No.546 特集“住みたいのは木の家”  工作社 1,100円(税込)

『室内』No.555 特集“また「木の家」  工作社 1,100円(税込)

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