MICC(三河インテリア コーディネーター クラブ)主催【インテリア・フェスティバル】の講師に
イラストレーターでエッセイストの西村玲子さんを迎えることになり、僭越ながら司会進行も担当することになりました。
フェスティバルに先駆けて、今回は西村玲子さんの数ある著書の中から、一部をご紹介しましょう。
  
『ロンロンママの 暮らしのお楽しみブック』 じゃこめてい出版 ¥1,200
『ロンロンママの おしゃれのお楽しみブック』 じゃこめてい出版 ¥1,200

洗練されたイラストとその色使い、柔軟さとユーモアのあるエッセイに大ファンの私は、 このシリーズにあやかって、初めて買った猫に“ロンロン”と名付けたことは、 TALK-TALKでも書きましたが、 猫の顔をしたロンロンママは、暮らしを楽しむオシャレなお母さんです。 子育てもファッションもインテリアも全てエンジョイしてしまう生き方は、当時子育て中だった私も、 ずいぶん影響を受けたものです。


『くらしの色えんぴつ 1・2・3』 東京書籍 各¥1,200
 

暮らしのエッセンスがいっぱいの3冊は、読売新聞家庭版に6年間連載されたものを、 2年ごとに単行本として出版されたものです。 ファッションのイラストが冴えて、色使いに見入ってしまいます。 こと靴のイラストがすてきで、"PAOLA FERRARI"のローファーは、手に入れようと真剣に探しました。 そういえば「靴を描くのが好き」だというのを読んだことがあります。

『玲子さんのおしゃれノート』 集英社 ¥1,200
『玲子さんのわくわくファッションノート』 集英社 ¥1,000
『ちょっと大人のおしゃれブック』 主婦の友社 ¥1,200
『玲子さんのきらめきライフ』 講談社 ¥1,200

「私は、この4冊でファッション感覚を養ったのよ」と言っても過言でないくらい大好きな本で、ワードローブ選びの虎の巻でもありました。 ダンガリーや白いシャツの着こなし、霜降りのニット、 麻のジャケットなど、 トレンドに流されないデザインと素材のよさの大切さを学びました。
“黒い、いいスカートは、布地別に何枚か欲しいな”というコピーに頷き、黒いボックスプリーツのスカート、 クリーム色のカーディガウンにグレーのジャケットを羽織ったイラスト通りのアイテムを揃えたこともあります。 仕事でパースを描くようになってからは、イラストの色使いの参考書としてもお手本にしています。

『女の人生わくわくブック』 じゃこめてい ¥850
『楽天的に若々しく暮らすコツ』 じゃこめてい ¥880
『幸せについての40章』 じゃこめてい ¥1,100

この3冊は、エッセイ集です。西村玲子さんのイラストはもちろん大好きですが、エッセイもいいのです。 やわらかなおしゃべりが聴こえてきそうな文章に、書くことが大の苦手な私は、深く心酔して読みふけったものです。
また、40歳を前に息子と二人暮らしになった時も、仕事と生活への不安はあったけれど、玲子さんの生き方にずいぶん勇気付けられました。 いまでも、ふっと取り出しては一節を読むのですよ。仕事に追われるような日々には、貴重なビタミン剤です。


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