「飯」 PIE BOOKS 2,800円+税

『蔵の中ギャラリー』でいただいた図書券で、さっそくギャラリーと併設の「マンリン書店」で見つけた、「飯」を購入しました。
美しいだけでなく、私でも作れるかどうかも選択肢のひとつですが、いただいた図書券では、普段手に入れがたい本を買うことにしています。
また、「マンリン書店」は、美術や文化、建築、自然環境や暮らしに関したものを揃えた、足助の文化をも感じさせる本屋さんで、 企画展もさることながら、撮影を終えた後、ゆっくり本にふれるのも、楽しみにしているひとときです。

「飯」は、帯にも書かれている通り、すぐにでも食べたくなるものばかりで、 稲作の歴史と、“京、大阪は白粥や茶粥を好み、江戸では粥より雑炊で、白粥は風邪をひいたときや具合の悪いときに食べるものとされている” といった江戸時代の飯文化に触れつつ、 炊き込みご飯から、汁掛けご飯まで、江戸の“飯”究極の101選が、美しい写真とともに紹介されています。

さっそく家にあるもので、茗荷飯、生姜飯、柚子飯、豆腐飯、大根粥を作りました。
中には、赤・白・黒の胡椒を砕いた胡椒飯などもあって、その発想にびっくりでしたが、気軽に飯文化の楽しさを味わえる一冊でした。



「RESTAURANT YONEMURA」 SUPER EDITION 8,381円+税

これも、いただいた図書券で購入した本で、料理人と写真家とグラフィックデザイナーとのコラボレーションの、美術書のような料理本で、 “外国人向けの和食の本”という感じです。
それにしても、高価!