浜松は鴨江町の秋葉坂下(5差路交差点)信号から細い道へ入り、途中の右手へ降りた奥が、新緑に包まれた 『9 soku antiques』でした。

久しぶりにお会いした、アーティストでもある飯田康司さんは、 時代の流れを感じさせる半地下の、雰囲気のある空間で、静かな微笑とともに溶け込んでらっしゃいました。
HPでも店内の様子を見ていましたが、その場の空気感は、やはり身を置いてこそ感じ取れるもの。
味わいが滲み出たコンクリート剥き出しの壁と、ぬくもりのある木の天井や窓枠、使い継がれた古い道具が織り成す店内は、 おだやかな空気と時間が流れていました。
古い道具たち、白い磁器、ガラスもの、ちょっと手を加えて使い方を提案している花器など、 集められたものや、しつらえのセンスは、飯田さんのお人柄そのままだと思いました。



いちばんに目に飛び込んできたアンティークの回転椅子は友人が、私は古いガラス瓶と磁石をゲットしました。
お茶をいただきながら、そこに居ることを確かめるように、ぐるぐると何度も歩き回る二人。
その間に、たっぷりの時間と思いを掛けていただいた素敵なラッピングに、もう感動でした。

去りがたい居心地のよさと静かな感動・・・
言葉で伝えきれない分を、ぜひとも訪れて体感していただけたらと思います。
営業日や時間、アクセスなどは、下記のサイトでご確認ください。