(2013.10.23)

『蔵茶房なつめ』さんから、「浜松駅近くに誘致したいので伝えて欲しい」とのお電話をいただいたのが2年ほど前のこと。 伝える先は『フードオアシスあつみ』さんです。
街の区画整理に伴って、夏目さんのご友人が所有する土地に何か・・・とのご友人の話に、 「豊橋に面白いスーパーがあるよ」と夏目さんが提案し、そのつなぎを私が仰せつかったのです。
ちょうどそのころ岡崎出店構想のお話を聞いてたので、どうかなぁと思ってたのが、 夏目さんたちの意向を伝えると、まるでストーリーが決まってたかのように縁が繋がったのです。
今年春に起工式を終え、工事の流れをブログで拝見していましたが、10月に竣工し、 オープンに向けての準備が、着々と進められています。
今月26日(土)にオープン予定していたのを、近づきつつある台風のため、 28日(月)になった「ビオあつみエピスリー浜松」の内覧会へ、22日の夕方におじゃましました。

シンプルさが際立つスーパーマーケット「ビオ・あつみエピエリー浜松」のコンセプトカラーは「海を感じさせる真っ白にブルー」。 屋根に太陽光パネル、照明にLED光源を使い、次世代に向けてのエネルギーも考慮された店舗設計です。


果物や野菜の彩りを生かす什器が、とてもお洒落。 陳列棚を見ると、「自然の味」シリーズや伝統の調味料、オーガニックなもの、ハード系のパンやパスタなどの粉類(けっこう多い!)、 思わず手にとってしまいたくなる食材が豊富に、それも溢れる量ではなく、お店のスペースにあった量が並んでいました。 もちろん一般に出回っている(添加物含む)ものもあって、それらが分かるように3色のプライスカードで表示されていました。
写真ではクールな雰囲気の店内照明ですが、実際には電球色も使っていて、温かみのある空間でした。


店舗1階の床はトラバーチン柄、吹抜からロフト風に作られたスペースと階段は、ナチュラルな木目で、途中の踊り場に自動演奏のピアノ(もちろんYAMAHA)が、 カフェのような2階には、研修やイベントなどにも対応して、一角にキッチンが備わっていました。

つい昔の仕事癖が出て、インテリア空間をチェック。 刈谷オアシスが火付け役になり、新東名高速道路のNEOPASA(ネオパーサ)もですが、トイレには力を注いでいて、 「ビオあつみエピスリー浜松」も同様に、エントランス右手壁のシンプルで見やすいトイレのサイン、 設備機器とゆとりのあるスペースも、センスよく仕上げられていました。

「フードオアシスあつみ」の山田店でも顔なじみのスタッフたちが、お店の花形でもある産地直送・鮮魚コーナーや惣菜コーナーで、 プティパーティのための料理を仕込み中。 社長さんから挨拶があり、ワインやビールなどで乾杯の後、手尽くしの美味しい料理をいただきました。

豊橋でもそうであったように、浜松という地に溶け込みながら、食への提案と食文化の発信、消費者を啓蒙しつつ成長していかれるスーパーマーケットになることでしょう。 我が家から車で40分ほどの距離なので、時々は足を向けたいスーパーマーケット視察の報告でした。


「ビオ・あつみエピエリー浜松」 10月28日オープン!
浜松市中区砂山町222番地 /TEL:0531-33-0380

区画整理中だからか、上記の番地でググったら違ってましたので、下記のMAP を参考に
道路を挟んだ向かい側に「サ〜ラ」がありました。