「アンヨークは、ブティックではなく、洋服屋です。仕事柄、流行ものには目を通していますが、お店には責任の持てるものを置きたい」
「売れるから置くのでなく、心地よい時間を過ごすための日常着として、着心地のいいもの、愛着が持てるものを置いています」

と静かに語るオーナーさんの言葉通り、確かな目と感性で選ばれたものが、ここにあります。
ベーシックでありながら拘りを感じられるアイテムの、世代を問わない品揃えに、“若い世代のお店”という先入観が払拭されました。
そしてまた、アンヨークで出会ったカットソーを着て、その着心地の良さに納得しました。

ウィンドウ越しからも見える、小さなギャラリースペースでは、 「林百合子 個展」、「刺繍作家・HIPOTA 個展」、「ティーシャツ展」、「manako 個展」、「タカタカヲリ 個展」、「砂音 個展」を開催されてきましたが、 これまで見たきたものと、ちょっと違う世界が展開されて、いつも新鮮な驚きと感動に出会います。
通りがかりの人や、お店に立ち寄った人たちに楽しんでもらえたらとの思いで始めたことが、 なにより自分たちが楽しんでいるとも。
ギャラリースペースを持った洋服屋さんのストーリーを、これからもずーっと楽しみに、見つづけていきたいものです。

そうそう、カウベル型のMOLLE SHADE CEILING LAMPと、ほっこりしたフォルムのKULU LAMPの照明器具や、 三角スツールや木製のハンガー、その他もろもろのの什器や小物など、さりげないセンスがいいなぁと、インテリアウォッチング。
いろんな発見がある洋服屋さんでもあります。