
vol.56 レストラン・フラスカティ (2009.8.1)
金曜日の朝市で、ズッキーニの花を買われている方に、お会いました。
その方は、美味しさでも評判の、『ristorante フラスカティ』(萱町の松葉公園向かい)のオーナーシェフで、朝市へは二度目なんだそうです。
生産者さんに注文されたもので、大きな黄色の花に、思わず「どうやって食べるのですか?」と私。
モッツァレッラチーズとアンチョビを、ズッキーニの花で包み込んで、フリッターにすると聞いて、
「今日のランチでも、いただけるのですか?」と、しつこく質問(笑)。
さっそくランチに行ったのは言うまでもありませんが、昨日のランチでズッキーニのフリッターの予定はなかったのを、
オーナーシェフのご好意で、フリッターの一皿もいただくことができました。
野菜のマリネ お魚のインパデッラ エシャロット風味

数種類の前菜と手打ちパスタからメニューを選び、まずはホウボウと季節野菜の前菜が登場。
朝市の野菜も入った彩りのよい前菜に、一気にテンションが上がり、写真を撮る・撮る・撮る・・・
生でもいただけるホウボウは、片面だけをさっと焼いたそうで、熱々のさっくりとした食感と、
オリーブオイルで絡めた、たくさんの種類の夏野菜とのコンビネーションの美しさを、美味しい感動ともに、いただきました。
ズッキーニのフリッター登場!

アンチョビをモッツァレッラチーズで包み、それをまたズッキーニの花で包み込んで、ふわっと揚げたフリッターは、
アンチョビの塩味とクリーミーなモッツァレッラ、花の香りが口の中で広がって、幸せな気持ちに満たされました。
石巻の畑で、2年ほどズッキーニを植えたことがあります。
花が咲いても、実がならないうちに花が溶けてしまい、私に栽培は向いてないんだと諦めましたが、
なんと、ズッキーニにもゴーヤと同じく、雌花と雄花があるんですってね。
どうりで成らなかったわけです。
畑での雄花は、一日で溶けるように枯れてしまうので、農家の方は、せっせと雄花を摘んでは捨てるのだそうです。
オーナーシェフが、その雄花を料理にしたズッキーニのフリッターを、生産者の方に味わってもらったそうで、とても驚かれたと言ってました。
タリアッテッレの赤チコリとトマトのソース

打ちパスタも、パスタの形状によって歯ごたえが違うそうで、平たいタイプのパスタに、トレビスのトマトソースを。
トレビスという野菜を初めて口にしましたが、火を通すと苦味が出るんだそうです。
ニンニクとトマトソースなどで味のバランスを整えたという、ちょっと嵌りそうな一皿でした。
このあとの、4種類の中から選んだデザート・青トマトと白桃のテリーヌも、絶品です。
これはもう味わっていただくしかない美味しさでした。

地産地消を意識していたわけではないけれど、新鮮で美味しい食材を求めていたら・・・そんなお話も伺っていくうち、
ちゃんとご紹介したいという思いに駆られました。
地元の方でしたら周知のレストランテですが、またあらためてお邪魔して、お話を伺うことにしました。
少し先になりますが、お楽しみに!
続・レストラン・フラスカティ (2009.8.15)
再び、『ristorante フラスカティ』へ行ってきました。
今度は友人と一緒です。
盆休みの土曜日ということもあって、お店は満員御礼で、予約して正解でした。
前菜は、新域・作手のお野菜のマリネ お魚のインパデッラ エシャロット風味を友人が、
私は、さっと湯引いたお魚と白糖(白桃)と、苦味さえ感じる原種に近いルッコラの一皿で、
シンプルながら、新鮮な食材のコンビに、またまた感動しました。
単品でもう一皿頼んだ前菜は、白インゲン豆とスペルト小麦を煮込んだ トリッパの香草風味で、
豆の甘みと、ピリッとした辛味を効かせた、コクのある豆料理でした。
パスタ料理は、地元野菜たっぷりの“菜園風”と、ポモドーロ・エ・バジリコを。
どの料理にも、地元の野菜がたっぷり使っています。
そして、無花果を使ったドルチェと珈琲とで、美味しい余韻を味わいました。
お魚と白糖(白桃)、ほろ苦さのある原種に近いルッコラ

白インゲン豆とスペルト小麦を煮込んだ トリッパの香草風味

ポモドーロ・エ・バジリコ

無花果を使ったドルチェ

3種類のドルチェの説明で、「無花果・・・」と聞いたとたん、無花果を頼まなくてはと思いました。
カスタードクリームとカシスのソース、パッションフルーツが彩りの、どんなにお腹がいっぱいでも、食べたくなるドルチェでした。
料理もドルチェも、説明を聞きながら、その一皿に想像をめぐらします。
やがて、その料理がテーブルに置かれたときの感動!
フラスカティならではの魅力なのかもしれません。
ristorante フラスカティ URL:http://www.wr-salt.com/frascati/
BACK / HOME
|