TALK-TALK タイトル

「見えないもの」

「背後霊が見えるって言う人がいるんだけどねぇ」という知人の話から、ちょっとした論議を交しました。
私自身、ブラウン管を賑す超常現象とか霊感的な話題には興味がないけれど、この世の中には見えない何かに対して、“感じる能力”を持った人がいると思うし、 この頃は話題にもならなくなった UFO が来る来ないは別として、地球という星に生物が存在しているように、未知の星にも、ひと的な生物がいたって不思議ではないと思っていると話したのです。


普段は、こんな話をしないのですが、先の「背後霊」がらみで口を挟んだことから
「非科学的な現象は信じられない。あなたがそういうことを言うなんて信じられない。肯定するならば説明を」 「う~ん、困ったなぁ」・・・
漠然と思ってるだけなので釈明するほどの言葉を持っていないし、非科学的な現象を受けいれられない知人とは、どう話しても平行線です。 平和なうちに話題を変えました。

その夜、悶々としつつネット検索していたら、日頃から関心を抱いていた、宗教でも哲学でもないサイトに辿り着きました。 先の話題とは、かけ離れていますが、今一度自分自身を問うてみようか・・・そんな思いに駆られたサイトです。

ところで、私(表面的な)を知っている人は信じられないかもしれませんが、子供の頃はもちろん、大人になっても夜の闇が恐ろしかったのです。 子供の頃、夜は一人でトイレに行けなくて母に付いていって貰ったし、真夏の夜の盆踊りの帰りは、半分目を瞑って、走って帰ってきたものです。
怪談話を信じ、昼間の学校のトイレ(今のように水洗トイレでない頃)にさえも一人では行けなかった私が、これではいけないと自分に言い聞かせたきっかけは、 3歳だった次男が、同じように恐がった時で、母性でなんとか克服しました。
それでも闇に対する恐怖心は消え去らず、実はライブ帰りの、あのトンネルがネックなんです。
その話をすると、「確かに、だれかに襲われたらと思うと恐いよね」と物理的な恐怖感を述べる先の知人と、見えない何かに恐怖心を抱く私とは、やはり平行線でした。(笑)