TALK-TALK タイトル
「話の玉手箱」(2009.9.26)


おじゃまするたびに、『蔵茶房なつめ』さんの、話の玉手箱からは、いくつもの愉しいお話が飛び出てきます。
その一つ、三ケ日インター近くの山の上の公園に、炭焼き窯(蜜柑の木で)をとの計画が、具体的になっているんだそうです。
炭焼き窯といえばUさん。
「杜のふう」のプレノワールも同じくですが、その話を聞いているところへ、なんと、そのUさんがいらっしゃったのです。
それから盛り上がること1時間余り。

猪鼻湖に、新しい筏を浮かべ、水質浄化の炭素繊維の働きを、水中カメラで記録し、 モニターをレイクサイドホテルに置いて、訪れた人たちに観てもらう。
回転式のカメラが数百万。それを市ではなく、有志が出し合うそうで、筏やカメラの設置には、地元の小学生にも参加してもらおうとの案が出ているとか。

他にも、SMAP(スマッペ)の若者たちが動き始めたことなど、 夏目さんの多岐にわたる活動は、お店とは離れたところで、遊びのようで遊びに終わっていないプロジェクトが、 いつのまにか地域の老若男女と手を取り合って始まり、地域の活性化に繋がっていることが、すごいなぁと感心しています。

もちろん、ご自分の名を知らしめたいわけでもなく、夏目さんの何気ない一言で誕生した、本坊酒造の芋焼酎『錫釜』のように、 「こんなことやってたら、こんなことになっちゃたよ」って感じで、周りの人も“気づき”という小石の波紋に嵌って、愉しんでいるのです。
そして、聞いてるだけの私さえも、まるで一緒に参加してるような、愉しい錯覚に陥っています。
以前、金沢市民芸術村へ行ったときの、市民参加の取り組みに感動したことを思い出しながら、これからの浜松が、三ケ日が、なんだか面白くなりそうって思いました。

サンドイッチと珈琲をいただき、用件だった、「杜のふう」のメニュー変更などを確認して、お暇しましたが、ライブを聴いたあとのようなテンションを抱えての帰還でした。