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キョウエさんのカレンダー

子供の頃から絵と作文が大の苦手という反動からかもしれませんが、こと絵画やアーティストには絶大なる尊敬心を持っています。
抽象画やラフなタッチのものに惹かれ、好きで集めたものが、気が付いたらエッチングやリトグラフばかり。その中の一枚を“考現楽・出会いの逸品”で紹介しました。

きっと検索していただいたのでしょうね、『晒柿』の掲示板に書きこんでいただいたのが縁のキョウエ(京江)さん。ご自身のサイト、JUNK FACTORYを訪問しましたら、 なんと銅版画家! 大らかでユーモアのある作風が、いっぺんに気に入ってしまいました。ついつい引き込まれて読んでしまう文章も、自然体のお人柄が表れています。 作品が手に入ったらいいなぁ、と思っていたら、秋頃からカレンダー製作のことが書かれていましたので、さっそく友人たちへのプレゼント分も含めて注文し、楽しみにしていました。そして先月、カレンダーが届きました。

外国の新聞に貼られたメッセージ、手作り!の石鹸にも京江さんのセンスに溢れ、歓喜したのは言うまでもありません。手作りの味わいが滲み出ているカレンダーは、7枚の作品が丁寧に閉じられて、サイトで見る以上にステキ。 暦が変ったら、額に入れて飾る楽しみ方もできる、欲張りなカレンダーです。
余談ですが、キョウエさんのエッセイは、イラストと写真と文章がとってもいいの。大橋歩さんや西村玲子さんたちのように、雑誌の連載エッセイとか単行本として出版されてもいいくらいの内容です。ひょっとしてそんな時がくるのかもしれませんね。


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