猫は、居心地のいい場所探しの名人です。
我家の三毛猫ロンは、ことその才能に長けているようで
たとえば、ストーブの近くのダイニングチェア。
つけっぱなしのテレビの上。
待機電力で温まった、ボーズのＣＤデッキ。
朝シャンの後のボイラー（内釜なので）の上。
アイロン掛けの終った台の上。食器棚のてっぺん。
そしてエリアがひとつ増えまして、ご覧の通りの白熱灯スタンド下。
まるでスポットライトを浴びるがごとく
目を細めてご満悦です。

ところで、人見知りの激しい黒猫マイシャは
来客が来るたび、一目散で押入に避難。
このお正月も例外でなく、帰省した長男を見てスタコラサ
それでも暫くすると、恐る恐る顔を見せるけれど
私の母が来ると、一歩たりとも押入から出てきません。
普段は昼寝場所にしている居心地のいい押入も
このときばかりは、心もとない避難所でしょうか。