「玲子さんとトーク・トーク」を終えて (2002.5.5)
MICC(三河インテリアコーディネータークラブ)では、一般の方に向けての催し物として
いつもですと講演をして頂くのですが、今回は西村玲子さんのご希望もあって、対談形式という初めての試みに挑戦することになりました。
が、なにせ経験の無いことで、どんなふうに進めていったものか暗中模索。ふと思いついたのがNHKの番組「トップランナー」でした。
当日までの準備として、案内文をホームページ用とチラシ用の原稿を作成し、メンバーで手分けして馴染みのお店に置かせてもらったり友人知人に声を掛けたりしました。
公共の文化施設にもお願いしたところ、毎年置かせてくれた所でも担当者によって対応の違いがあるようで、
「教育委員会の後援がないと置けない」と断られた市もありましたが、そこで引き下がらない私。その足で市役所に行き、手続きの書類をもらって次の日に提出。
1週間後に後援の承認をいただくやチラシに刷り込んで、再び断られた文化施設に持参しました。
さぁ、ファンには待ちに待った(私にとってはついにやってきた)インテリアセミナーの日、約100名ほどの参加者を得て開催。
まずはMICC会長と今回のセミナーを講演していただいた、インテリア産業協会中部支部長からの挨拶。そして玲子さんを拍手で迎えました。 「トーク・トーク」は、ご自宅のマンションをリフォームされたお話からスライドに移り、そのあとインテリアへのこだわりや、つい先ごろご旅行されたベトナムのこと、 映画、ファッションなどの話題の触れましたが、トークを客観的に聞いていないので、様子がお伝えできなくて残念です。 私がぜひ聞きたかった“ロンロンママ”の由来については、フランスのデザイナー、イブ・サンローランの、ウサギをキャラクターにした「ぶすの・・・」を見てひらめき、 猫のキャラクターに『ロンロン』と名付けて書いたのが始まりで、後の子育て期には「こんなお母さんだったらいいな」と 『ロンロンママ』に思いを込めたそうです。その本に登場するアップルちゃんという男の子は、現在29歳になった玲子さんの息子さんで、当時はアップルちゃんと呼ばれることもあったそうです。 質問タイムになり会場にマイクを向けました。驚いたことに、これまでのセミナーではあまり質問が出ることも無かったのに、どの方も玲子さんにお話されるのです。 時間が足りるだろうかと、心配にさえなりました。そしてもっと驚いたことに質問内容がとてもいいのです。これならもっと早く会場にマイク向ければ良かったと思いました。 それだけ熱心なファンが多かったのでしょう。おかげで初めての対談ながら、「トーク」らしい楽しい雰囲気のセミナーになりました。会場の参加者に感謝・感謝です。 2時間にわたるセミナーを終え、ゲストの西村玲子さんへ会場の人たちとお礼の拍手を贈ったとき、「本にサインをしますよ」と玲子さんがおっしゃてくださいました。 思いがけない言葉に喜んだ会場のファン(もちワタクシも!)。 玲子さんは一人一人の方と会話を交わしながら、ロンロンのイラストも描いてます。 後片付けももどかしく私も本を持って並ぶと、「本を持ってきてないの・・・」というファンの方がいました。 「じゃあ、これ差し上げましょう」と、このセミナーのために新しく買った4冊の中の1冊を渡すと、他にもそういう方がいて、 結局、4冊全部を譲ることになりました。ファンのために本屋さんとタイアップすることの必要性を、今回の反省点として学びました。
いつもそうですが、こと今回のセミナーは、MICC役員のみならず、メンバーのチームワークで好評なうちに無事終えることが出来ました。お疲れさまでした。そして、
経験の無い対談形式のセミナーを、半ば強引に「やりましょう!」と押し切ってしまった私から |