タイトル

曲げわっぱの弁当箱 -1 (2003.6.8)

息子が一人暮らしを始め、私も一人になったのを機会にベジタリアンを決めこんで、昼食のお弁当も持参するようになりました。
樹脂やプラスチックの素材は好きでなく、小判型の“曲げわっぱ”は以前から使っていたのですが、たっぷり野菜のお惣菜には、ちょっと小さいので、 「ひな弁当」という曲げわっぱの弁当箱をネットで購入しました。

曲げわっぱは蓋を開けると杉の香りほんのりして、いいものです。密閉はできないけれど、汁物はないの困ることもありません。
どちらを持っていくかは、その時のメニューで決めますが、めんどくさがり屋の私が感心にもよく続くのは、“健康でいたい”という気持と、“曲げわっぱ”のおかげかもしれません。

 
左の弁当箱は、母のところから帰らず、右の弁当箱は、ガレージセールでもらっていただきました



曲げわっぱの弁当箱 -2 (2006.4.15)

今年になって、通勤で使っているトートバックに収まりの良い楕円のお弁当箱を探していました。
確か「クロワッサンの店」にあったと記憶していたので、名古屋のお店に注文する予定でしたが、 先日行った多治見の『ぎゃるり百草』で、ちょうどよい大きさの長手弁当箱に出会いました。
杉の曲げわっぱで、価格も予定していたのと同価格でしたし、ピッと感じたものには迷わずの私ですから、即決です。
今まで使っていた曲げわっぱの二段重ね弁当箱は、小さい割にたっぷり入るので、近頃の私の胃袋にはちょっと大きいのと、 外れやすい蓋が難でした。
今度の長手弁当箱は、22.5cm×8cmのスリムサイズで(昔使っていたコードレスの電話くらい)、トートバックの底にぴったりの形なのと、 蓋もすっぽり被る作りですし、以外にもお惣菜の収まりがいいのです。
拭き漆塗りのタイプもありましたが、敢えて無塗装を選んだので、杉の香りがよく、食品の余分な水分が底から抜けて、ベタッとしません。
蕨の卵とじを入れたら、蕨のアクで一部黒く染まりましたが、これも無塗装が故で、白木が経年変化で味わい深い飴色になっていくのが楽しみでもあります。